アルプス展望台の守屋山

守屋山（もりやさん・1650ｍ）は日本展望の100山、花の百名山でしかも手頃に登れることから人気の山です。
特に西峰からは眼下には諏訪湖、正面は360度パノラマで北・南・中央アルプス・八ヶ岳・浅間山・美ヶ原・御獄・乗鞍と名だたる山が勢ぞろいしてきれいに見える展望を誇り、ベンチに座ればいつまでも楽しめそうです。
守屋山の北側には諏訪大社がありますが、この守屋山が御神体とされることから本殿がありません。昔から観天望気や雨乞い祈願の山としても崇められてきた。雨乞いには東峰にある守屋神社奥宮の石祠を谷へつき落とし、神の怒りをかって雨を降らせてもらったという伝承もあるそうです。
もう少し早い時期なら分杭平で水芭蕉が見れましたが今回は昨日に続き、オキナグサが目当てです。昨日より少し暑いくらいですが、道が良いので順調に進めます。胸突坂も距離が短いので一瞬で終わると、東峰。平日ながら狭い山頂はいっぱいでスルーしてに西峰へ。オキナグサはネットで守られ、昨日の霧訪山と違い、撮影しにくい感じできれいに咲いている花は遠すぎて画像には残せませんでした。こちらのオキナグサも咲き始めたばかりという感じで半分眠っていました。
山頂ではベンチがたくさんあり、絶好の景色を堪能。本当にいい山です。
帰りは立石コースで周回し、途中で岩巡りコースも寄り道しました。平成のビーナスなどおもしろいネーミングの岩がたくさんありなかなか楽しめます。分杭平コースに比べ、こちらは岩がゴロゴロしている感じです。周回しましたが、国道歩きは数分なのがうれしいです。