御獄の展望台　下呂御前山

下呂御前山（げろごぜんやま・1411ｍ）は下呂温泉北東にあり、編笠の形をした山並みはすぐに認識できます。空谷山とも呼ばれ、御嶽山を遥拝する信仰の山で、占くから里人に登られていた。近年ではタカの渡りのルート上に当たり、スポットにもなっています。
下呂温泉街からでも一般的な登山口の大洞登山口経由で登れますが、本日2座目につき、車で大林地区から広域林道を進み、五合目手前からスタートします。八合目まではジグザグジグザグ傾斜を上げていく感じですが、八合目から方向転換し、広い尾根道に変わり、最後の方は急登で山頂へ登り詰めます。途中のお助け水は冷たくて美味しい水が給水できますのでぜひ寄りましょう。八合目は平たい台地でしかも植生が変わり、この先は自然林も増え、新緑がきれいな所です。山頂からは御獄山や白山、下呂温泉街が見渡せる展望台で今まで展望がなかった分、楽しめます。このあたりからの御獄山は近いのでさすがに大きく見えます。先日と同じように歩きやすい登山道だったので下りは小走りで帰りました。下部は時期的にはヒル被害が報告されている山ですが、今回は途中からということで予想通り、お目にかかれませんでした。