広島県尾道市岩子島 ゆるぎ岩&しまなみ絶景の東岩岳と西岩岳
- 投稿者
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西原 弘二
広島紙屋町店
- 日程
- 2022年02月16日 (水)~2022年02月16日 (水)
- メンバー
- 天候
- 曇り時々雪
- コースタイム
- 厳島神社(40分)東岩岳(15分)海岸(10分)西岩岳登山口(10分)ゆるぎ岩(35分)殿山経由で厳島神社
- コース状況
- 西岩岳から厳島神社への下山はかなり滑りやすい
- 難易度
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感想コメント
前回、向島の高見山に登った際に気になっていた隣の岩子島の東岩岳と西岩岳に登ってきました。
岩子島は尾道市にあり、向島に渡ってから行きます。いずれの島にも橋がかかっており、有料道路の西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道) を使わなくても無料で渡れます。
今回はせっかくなので厳島神社を起点に、東岩岳と西岩岳をぐるりと歩きました。
神社からは、まず車道歩きですが、大林宣彦監督の作品の「ふたり」のロケ地である浜の浦トンネルをくぐります。なんだか吸い込まれそうなトンネルでした。
そこから東岩岳を目指して車道を歩いて登山口を目指しましたがわからない・・・
ぼーと歩いていたので多分通り過ぎただろうと考え引き返すとやはりあった!(^^)!
登山道に入るとピンクテープがあちこちに巻かれていてコースは明瞭で、しばらく歩くと東岩岳に到着。
北と東方面が開けていて、尾道水道を挟んで北側の鳴滝山、尾道の街や造船所、向島が一望できる絶景が見えました。
寒い日だったので、急に雪が降ってきてこりゃ寒いととっとと登山口まで引き返し、そこから北側の車道で海岸に下山。さっきまで雪が降っていたのに青空が見えるやん。
しばらく海岸沿いを歩いて西岩岳登山口を目指します。とことこ歩いていると西岩岳登山口を発見。さっきまであった青空はどんどん狭くなってきて雲が迫ってきたので、急いでゆるぎ岩を目指して登山開始。
やや急な道を歩くとおぉ!ゆるぎ岩があったぁぁぁ!
自然が作り出したバランスに感動して写真を撮ろうとしたら、太陽に雲が(+_+)
でもしばらく待てば晴れるかもと少し粘っていたら何とか日が差してきて、写真をパシャリ。
誰も来ないのでここでランチタイムを考えましたが、寒いので出発。
少し登ると西岩岳山頂へ到着。
ここからは南方面が特に開けていて、島と海としまなみの橋の展望がバッチリ。
目的達成したので下山ですが、ここからが核心部。
山頂直下の尾根道はザレた急斜面でとても滑りやすい。滑ってしまうと確実に大ケガするので、ソール全体を使うフラットフッティングで慎重に下山。
今回歩のコースは基本歩きやすいので、登山に慣れた方だとローカットシューズでも歩けますが、ソールの溝が深く、グリップ力に優れた靴がベストです。歩き慣れていない方だとミドルカット以上の登山靴がおすすめです。
なんとか尾根を降りて神社を目指しましたが、「殿山」の標識がでてきました。地図見ると神社の北側に出るコースみたいで、おもしろそうなのでそのまま直進。
若干木が生い茂り歩きにくい場所もありましたが ピンクテープに従い進むと目の前に海が!
殿山の山頂はいつの間にか通り過ぎてしまったようで、写真を撮ったらすぐに下山。予想通り、神社の北側の車道にでてそのまま神社へ。
今回はぐるりと歩きましたが、西岩岳からの下山が心配な方は神社から登りで山頂に行き、そこからゆるぎ岩、東岩岳へ行ってもいいかもしれません。でも個人的には、今回のコースで歩いたほうが展望が良いので好きですね。
瀬戸内海の島の登山は展望が良い山が多いですが、岩子島は「ゆるぎ岩」が有名なので、ここはマスト。
体力によって西岩岳のみ登るか、東岩岳も歩くか考えたら良いですよ。
帰りは向島に戻り、名物の柑橘類を沢山購入して帰宅しました。元気な方だと向島の高見山にも行ってみてくださいね。
そうそう、尾道は大林宣彦監督の映画3部作があります。せっかく来るなら、先に映画を見ることをおすすめします!
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。