快晴の木曽駒が岳
- 投稿者
-
酒井 健
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2022年02月09日 (水)~
- メンバー
- 妻
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 千畳敷駅<60分>乗越浄土<15分>中岳山頂<25分>乗越浄土<40分>千畳敷駅
- コース状況
- 核心は乗越浄土直下の急登。足場が狭く急登なので気を付けてください。
千畳敷カールは雪が深くトレースがないとラッセルがかなりきつく時間がかかると予想されます。
バスとロープウェイはうまく接続するようになっていますが、どちらも1時間に1本なので時刻表をしっかり確認してから行きましょう。
- 難易度
感想コメント
天気予報◎
今年こそと狙っていた冬の木曽駒が岳へ。
8:20分始発のバスでしらび平に向かう。朝から沢山の登山者でバスはほぼ満席状態。冬ダイヤは1時間に1本なので逃すわけにはいかない。
しらび平に到着するタイミングで接続しているロープウェイ。下車してすぐに切符売り場に向かうとなんと好日山荘アプリのマイページ画面で20%OFFになった。ラッキー!
雪の白さと空の青さにテンションがあがる。高度をグングンあげ一気に2600mの別世界へ。千敷敷駅の外に出ると目の前に広がる真っ白な千畳敷カール。山々の稜線もはっきりと見え最高の登山日和。
早速アイゼンを装着してスタート。雪山だというのに日差しもあり暖かい。このままだと暑くなると思いスタート前からジャケットは脱ぐ。今日はトレースがしっかりあるのでありがたい。
夏道とは違い、カールをまさしく直登していく。次第に傾斜角度が強まりアイゼンの爪をしっかり効かせて進む。汗が噴き出して来てさらにフリースも脱いで腕まくり。乗越浄土直下まで上がってくると風が出てきて寒い。が、今ここで立ち止まるわけにはいかない。鉄パイプの手すり辺りが核心か。足場が悪いので慎重に登り詰める。
乗越浄土で一息休憩。今登ってきた急登を振り返る。そして広がる山々の眺め。最高!
ここからは雪は飛ばされてクラスト状態。
宝剣山荘を抜けて中岳へ。多少の風はあるがこんなのあるうちに入らない。ここで強風に吹かれたら堪らない。中岳から一旦下り最後の登りへ。さらに標高をあげ正面に真っ白な御嶽山が現れる。岩場のミックスされた登山道をアイゼンを引っ掛けないように進み山頂に到着!!鳥居は半分埋まっている。
そして周囲に広がる360℃の大展望。御嶽山から乗鞍岳、北アルプスの山々。遥か遠くには妙高山まで見える。八ヶ岳はもちろん富士山と南アルプスの山々。最高の眺めが広がる。ずーッと見ていても飽きない。ずーッと見ていたい。と、気づけば周りに誰もいない。最初の方に到着したのに既に最後の人になっている(笑)
帰りのロープウェイの時間もあるので後ろ髪をい惹かれつつ下山開始。
核心はやはり乗越浄土直下の鉄パイプの手すり付近。先行者も苦心しているよう。
慎重に、アイゼンを効かせて一歩ずつ、一歩ずつ。
核心を過ぎればあとはダッシュ。尻セードを試してみたがあまり滑らなかった。
振り返るカールは木曽駒ブルーが広がりため息もの。
後ろ髪ひかれつつやはりダッシュ。1時間に1本しかないロープーウェイを逃すとちょっと残念なので。
最後は名物のソースカツ丼を食して帰宅。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。