春の立山テント泊 1日目

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投稿者
日下部 友哉
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日程
2023年04月27日 (木)~2023年04月28日 (金)
メンバー
他1人
天候
晴れ
コースタイム
■1日目
室堂(60)一ノ越(55)雄山(25)一ノ越(30)室堂(60)雷鳥沢キャンプ場
・行動時間:3時間50分+休憩
・累積標高:+775,-927m
・歩行距離:7.3km
コース状況
・前日に10cmほど降雪あり。
・一ノ越~雄山は岩が露出しているところが多いのでアイゼンを引掛けないように注意。
・雷鳥沢キャンプ場はトイレ、水場使えます。

◾︎気温
11:50 雄山 -2℃ 一ノ越〜雄山は風速10m/s以上の風あり
15:00 雷鳥沢 10℃
難易度
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感想コメント

春の立山へ。以前11月の立山には登りましたが、なんだかんだ春は初めて。

前日に山はいくらか降雪したのは知っていましたが、扇沢駅駐車場近くの道まで降雪したとは驚きです。気温も低く寒いです。立山黒部アルペンルートで約1時間30分かけて室堂へ。室堂で大きな荷物を預けて、少ない荷物で雄山へ。立山では新雪10cmほど積もったようです。

室堂を出てすぐ雪があります。まずは一ノ越を目指します。一ノ越手前はそこそこ急になるので最初からアイゼンを付けて歩きました。徐々に斜度が出てきて、一ノ越周辺から風が強く寒い。1日目の午前中は標高3000m付近で10m/s以上の予報。雄山への尾根も風で雪煙が舞っているので一ノ越山荘の裏で風を避けながらピッケルや防寒対策など準備。雄山へは岩が出てるところも多いのでアイゼン引っ掛けないように注意。BCの人も登っています。なかなか急で息が上がってしまいます。ようやく雄山に到着。登ってきた尾根に比べて山頂付近は微風。快晴で周りの山々 後立山、最深部、南部、そして富士山、白山も見えていました。雄山神社の鳥居は雪に埋まっていました。大汝山や剱岳、奥大日岳もよく見えています。景色を楽しんだので戻ります〜。雄大な景色の中、室堂へ大荷物を回収しに行きます。室堂の中は観光客の混雑でカオス!

軽くパッキング直して再出発。雷鳥沢へ。雪山テント泊装備とビールを何本か担いでいるので重いですね。足が進みません。途中みくりが池付近でハイマツの中に雷鳥が!天気が良すぎるせいか1匹しか出会えず…みくりが池はまだまだ雪の中です。雷鳥荘を過ぎて雷鳥沢キャンプ場が目下に。さすがにGW前なのでそこまでテントの数は多くないですね。

スコップ「BlackDiamond/トランスファーLT」で雪の整地してテント設営。いつも2人用テントはPuroMonteのVL-25を使っていますが、前室付きシングルウォールテント「VB-22Z」をHCS様にお借りしてきました。ペグダウンする箇所も少なくフライシートを掛ける必要もないので組み立てが早く簡単。

マットやら寝袋やらテント内の整理してなんだかんだ良い時間になってしまったので、ビールを飲みながら夕飯を作ります。なんだか全然寒くありません。最近の定番アルファ化米の「尾西ビリヤニ」とポトフを作ります。夕食を食べ終える頃に陽も傾きはじめ、夕暮れタイム。立山の色の移り変わりを楽しみます。黄色から段々とピンクに。残念ながら真っ赤にはならず。次は星空の時間のためにおやすみ~。

2日目へ続く。

■レイヤリング&ギア
TOPS:
①ドライレイヤーノースリーブ
②ベースレイヤー:メリノ150フーディー
③ミッドレイヤー:Octa使用のアクティブインサレーション
ex.Mountainhardwear/Kor Airshell Warm JKT
④アルパインジャケット
室堂~雄山~室堂は①②③④。脱ぎ着が面倒だったのでフロントファスナー、ベンチレーションの開閉で対応。室堂~雷鳥沢キャンプ場は①②③。

BOTTOMS:
①ファイントラック/ドライレイヤーウォームタイツ
②ファイントラック/フロウラップパンツ(旧モデル)

GLOVES:
①ファイントラック/メリノスピングローブ
②薄手のGTXレザーグローブ

GEAR:
シューズ:スポルティバ/ネパールキューブGTX
ストック:レキ/ブラックシリーズマイクロバリオカーボン(1本のみ使用)
ぺツル/バサック(アイゼン)、サミット(ピッケル)、シロッコ(ヘルメット)
スコップ:ブラックダイヤモンド/トランスファーLT
プローブ:ブラックダイヤモンド/クイックドロープローブ320
ビーコン:ピープス/DSP スポーツ

TENT GEAR:
インサレーション:MountainEquipment/CloudDuvet & PowderPant
シュラフ:Nanga/UDD 300 HD
マット:EXPED/Synmat HL Winter M(旧モデル)
テント:PuroMonte/VB-22Z

■当日天気図:【気象庁 過去の天気図】参照

2023年4月27日12時

フォトギャラリー

春の立山テント泊

まずは雄山へ

BCスキーヤーが滑ってます

一ノ越へ 雪煙も舞うほど風は強い

岩の露出は多く、アイゼンを引掛けないよう注意

あともう少し

雄山神社の鳥居は埋まってますね

雄山山頂から大汝山と剱岳

北アルプス最深部と南部

雪の大谷と大日岳

下ります~

荷物回収しに室堂へ

みくりが池温泉付近で雷鳥に遭遇!

みくりが池はまだ雪の中

雷鳥沢キャンプ場へ

今回はPuroMonte/VB-22Z

スコップのブレードをバーナーの台に

夕暮れ~

少し赤くなりました~

真っ赤にはならず おやすみ~

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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