ニペソツ山 日帰りハイキング
- 投稿者
-
石渡 健一
GRAVITY RESEARCH SAPPORO
- 日程
- 2023年06月22日 (木)~2023年06月22日 (木)
- メンバー
- GRサッポロ イシワタ
好日山荘サッポロ サイトウ
- 天候
- ☀
- コースタイム
- 【幌加温泉コース】
登り・・・約7時間
下り・・・約6時間
※今回は日帰りでしたが、山頂直前の稜線上(前天狗)に野営場あり。1泊2日の山中テント泊でアタックされている方もいました。
- コース状況
- 残雪あり(軽アイゼン使用)
全体的に整備されていて、藪漕ぎ等はない
ロープ箇所やザレ場があり注意
ヒグマ注意
- 難易度
感想コメント
東大雪山系の最高峰
ニペソツ山(2013m)に日帰りでアタックしてきました。
参考コースタイムは13時間。
距離往復25キロ。
札幌から日帰りするには、なかなかハードな山です。
我々の目標設定は10時間。
7時に出て17時には帰ってくる予定です。
夏至の翌日なので、北海道では日の出は3時台で日の入りは19時過ぎです。
長めの日帰りハイキングをするにはちょうどいいですね。
梅雨も無く、本格的な夏の暑さもまだ先で、いい季節に来ることができました。
予定よりも早い6時台に入山することができ幸先のいいスタート。
ヒグマ避けに爆竹を鳴らし、景気よく歩いていきました。
2キロの林道歩きと、ダラダラとした樹林帯歩きを抜けると一気に景色がひらけ、目の前に大きな山塊が現れました。
ニペソツ山です!
気持ちのいい稜線歩きが期待できます。
心配なのは残雪の状況でしたが、軽アイゼンを装着して慎重に歩けば問題なしでした。
下りではお尻すべりを使って一瞬で下ることができる箇所もあり、楽しめました。
今回のハイライトはなんといってもアップダウンのある稜線歩き。
目の前にそびえるニペソツ山が迫力満点でした!
鋭く尖った山頂へは西側からトラバース気味に到達。
圧巻の景色。
「幻の百名山」と言われる理由も納得です。
帰りたくなくなる山頂。
写真を撮ったり、食べ物を食べたり、40分くらいゆっくりしました。
良い山でした。
25キロの日帰りがキツい方や、雄大な自然の中でゆっくり過ごしたい方は前天狗のテント場を使うのがオススメです。
この日も前日泊で山頂アタックのハイカーとすれ違いました。
次回はテント泊で来てみたいです!
下山後の楽しみは、登山口から車で20分弱の「糠平温泉」へ。
「糠平観光ホテル」で日帰り温泉を楽しみました。
熱いお湯と冷たい水風呂の交換浴で、完全にととのうことができました。
こちらもオススメです。
~服装や装備について~
■ウェア上
・速乾性Tシャツ
・ハーフジップ長袖Tシャツ
・ウィンドシェル
・キャップ(カリマー)
・帽子止め
・防寒用ダウンベスト
■ウェア下
・トレッキングパンツ(マーモット)
・ソックス(サロモン)
・トレイルゲイター(サロモン)
■装備
・ウォーキングシューズ(シリオ「P.F.13-1」)
・バックパック35L
・雨具(バイレス)
・クマ鈴
・水2,5リットル(プラティパス)
・ヘッドライト(ブラックダイヤモンド「COSMO 350」)
・トレッキングポール(レキ)
・ようかん
・救急セット
・エマージェンシーシート
■その他
・双眼鏡
・クマよけ爆竹
・スポーツ飲料1リットル
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。