灼熱のカチポロ登山

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投稿者
斉藤 裕一
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日程
2023年07月28日 (金)~2023年07月28日 (金)
メンバー
斉藤
他 1名
天候
晴れ
コースタイム
登り 3:30
下り 3:00
※タイムは一般的なコースタイムの為、
 実際にかかった時間とは異なります。
コース状況
総距離 8.8km
獲得標高 1250m
渡渉は登山靴で可。
藪漕ぎ、急登。虫に注意。
難易度
Google Map
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  • おとな女子登山部

感想コメント

さて、前日は寝不足により断念した遠征ですが、
もちろん熱帯夜と言う条件はこの日も同じです。
前日よりは少し眠れましたが、
それでも、2~3時間ぐらいの睡眠時間でした。

とは言え、さすがに貴重な7月の2連休を、
近場の山2発で終わらせるわけにも行かないので、
少し無理して行ってきました。十勝幌尻岳。

『カチポロ』と呼ばれるこの山は、
日高山脈に位置し、北海道百名山にも選定されています。
日高の山にしては比較的、イージーな山にはなりますが、
ちゃんと渡渉あり、藪漕ぎあり、急登ありで
規模はさほど大きくない物の日高らしい山です。

当日、帯広の最高気温は37℃の猛暑日。
登り始めは9時過ぎなので、
既に30℃オーバーでのスタート。

最近、登り始めの渡渉を迂回するルートが出来、
登り易くなったとの事ですが、
たしかに歩きやすいのですが、笹の量が多く、
虫も大量発生しているので、
かなりメンタルをやられます。

渡渉が一通り終わると、急登開始です。
事前情報で覚悟はしていましたが、
一切眺望はありません。
ただただ細い登山道を登る登山です。
休憩スペースもほとんどないので、
休めそうな場所を見つけたら、迷わず休む事をお薦めします。

800m程、景色の見えない急登を登ると、
やっと見えてくるのは最高の景色です。
日高の山々から十勝平野まで一望の絶景です。
頑張って良かったと思っているとすぐに山頂に着きます。
山頂に『カチポロ』の看板は可愛いですよ。

今回の登山は距離、標高のわりにかなり体力を消耗しました。
睡眠不足もありますが、何より気温でしょう。
この時期の特に気温の高い日は登り出しから標高の高い、
大雪系の山がいいなと改めて思いました。

~お立ち寄りスポット~
十勝エアポートスパそら 入浴料1000円


☆服装・装備について☆
ウェア類…
インナー(ファイントラック:ドライレイヤークール)
Tシャツ(化繊)
アームカバー(N・rit:チューブナイン・クーレット)
ウインドシェル(Rab:QWB-48)
スポーツタイツ(薄手)
ハーフパンツ(水陸両用系)
ソックス(ダーンタフ:ブーツフルクッション)

その他の装備…
シューズ(サロモン:Xウォードレザー)
※一般的にはハイカットの登山靴がオススメ
バックパック(グレゴリー:ズール40)
ナルゲンボトル(500mℓ)
プラティパスソフトボトル(1.5ℓ&2.0ℓ)
ストック(ノーザンカントリー:TR-3023)
熊鈴(熊に金棒)
熊スプレー(カウンターアソールト)
防虫剤(森林香:蚊・マダニよけスプレー)

フォトギャラリー

カチポロ。

登山口。

灼熱です。

日が当たるとさらに暑い。

渡渉は涼しい。

またまたジャングル系。

少し曇って来ましたが、むしろありがたい。

もう一度渡渉。

さぁ、急登開始。

藪漕ぎ気味。

こんな道もあります。

十勝平野。

気持ちいい。

山頂はすぐそこ!!

なんて景色。

山頂。奥には幌尻岳。

日高の山々はかっこいい。

さて、下山開始。

白いキノコは要注意。

降りて来ると月が綺麗でした。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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