御在所岳後尾根から立岩・砦岩を見て下山
- 投稿者
-
本田
イオンモール各務原店
- 日程
- 2023年11月16日 (木)~2023年11月16日 (木)
- メンバー
- イオンモール各務原店 本田
他1名
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 蒼滝トンネル手前中駐車スペース(27分)藤内小屋(18分)藤内沢出合(23分)一の壁フランケ下(100分)後尾根終了点(18分)中道合流(41分)立岩下り口(4分)立岩(46分)藤内小屋下(20分)蒼滝トンネル手前中駐車スペース
- コース状況
- アプローチ
・マイカーは国道477号鈴鹿スカイラインを進み、蒼滝トンネル手前の駐車スペースが
最も近い。駐車できなければ、中道登山口や蒼滝登山口や湯の山温泉にあります
(湯の山温泉はおおむね1日500円程度)
・公共交通機関は近鉄湯の山温泉駅から湯の山温泉まで三重交通バスがありますが、朝は遅い(近鉄湯の山温泉駅から湯の山温泉まで歩くと50分程度)
➀蒼滝トンネルの裏道登山口手前の無料駐車場には数台の駐車スペースで平日でも6~7時には到着したい
②藤内小屋にトイレと水場があります
③裏道の5合目過ぎ、藤内沢出合から藤内沢に入り、テスト岩の所で1ルンゼに進み、左の踏跡を進むと一の壁です
④一の壁左端のフランケ下が取りつきになりますが左側は一の壁クライミングルートの下降路となります。右側は岩場になります。
⑤フランケの上に出ると快適な尾根のスカイラインになります
⑥スカイラインが終わると左へ回り込み、一段登ると、正面の岩場を避け、右側のルンゼに進み、ルンゼ上のチョックストーンのある岩場を登ります。ハーケンがあります。
⑦ここを越えるとテラスで、少し岩場を登ると終了し、あとは踏み跡をしばらく進むと中道の八合目上にでます
⑧立岩へは中道6合目キレット過ぎのロープがかかった踏跡を下りますが、看板などはありません。立岩からマーキングに導かれて、岩場の間をたどって行くと、砦岩にでます。
⑨下降は岩場を回るように続き、樹林帯に入っていきますが、急坂です。ロープが設置されていて、下りやすいです。
➉藤内小屋が見えると、藤内小屋下の裏道に合流すべく、進みます
(このあたり、水源になっているので注意)
⑪立ち寄り湯は湯の山温泉や片岡温泉など500円~1200円まで日帰り入浴できる箇所が数か所あります
- 難易度
感想コメント
御在所岳後尾根は藤内壁・一の壁の左端にある下降路に続く尾根で最後は中道の8合目上に出るバリエーションルートです。夏の岩場の通過練習や冬のアイゼントレーニングに利用されているようです。
一昨年の同じ時期に登ったビィアフェラータと同じように登山靴で登って行けるルートですが、もちろんヴィアフェラータと違ってワイヤーなどありませんのでいざという時はロープが必要です。取り付きは一の壁のフランケを挟んで右と左があり、フランケの上部で合流します。今回は左から巻いていくルートを選択しますが、フランケの上に出ると、スカイラインのような快適な尾根が続き、最後のルンゼからどんつきにあるチョックストーンを越える箇所がやや難しく、核心部とされます。今回はコンテ気味に進み、後続を上げていくのに所々でスリングで引き上げたり、短くロープを出したりして進みました。
岩場が終わった後は中道に向かって踏跡を進みますが、マーキングがあり一本道という感じで8合目上に出ます。
今日は中道途中から立岩と砦岩を経由して藤内小屋に下ります。ここもバリエーションルートで、岩場のアプローチ道みたいな感じで道はしっかりしていますが、急下降や岩場のトラバースなどグネグネと迂回しながら進み、最後は樹林帯の急下降で、藤内小屋にでます。
①ウエアー(秋の低山)
秋晴れで意外と暖かい。藤内小屋の朝で10℃でした。
インナーは(アイスブレーカー)半袖Tシャツ+(マムート)長袖ジップシャツ
ボトムスは(ミロ)3シーズンパンツ
②ギア
登山靴は(スポルティバ)ハイカットシューズ、ザックは(カンプ)30㍑、
ヘルメット・ハーネス・スリング・補助ロープ30m(ザイル45m持参も使用せず)
・カラビナ・ATC・クイックドロー2本・・・
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。