御小屋尾根で阿弥陀岳
- 投稿者
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本田 康之
イオンモール各務原店
- 日程
- 2025年01月20日 (月)~2025年01月20日 (月)
- メンバー
- イオンモール各務原店 本田
他1名
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 美濃戸口(20分)御小屋尾根登山口(83分)御小屋山(63分)不動清水(35分)展望台(74分)西の肩(15分)阿弥陀岳(10分)西の肩(110分)御小屋山(40分)御小屋尾根登山口(15分)美濃戸口
- コース状況
- アプローチ
・公共交通機関はJR茅野駅から美濃戸口までバスがある(冬季に関しては土日祝のみ)
・車利用は国道20号諏訪南インターから国道425号484号で玉川の5差路、さらに標識で
美濃戸口へ
①美濃戸口の駐車場は1日800円、八ヶ岳山荘に有料トイレ・有料仮眠室もあります
②御小屋尾根登山口までは別荘地の舗装路を行きますが、標識が所々あります。途中から凍結しているのでチェーンアイゼンが欲しい
③御小屋山まではだらだらした登り
④御小屋山~不動清水はなだらか
⑤不動清水は登山道から外れますが、ピストンではありません。水は出てました
⑥不動清水から急な尾根で登り詰めると展望台で、正面に阿弥陀岳への尾根が見えます
展望台からは風が当たるので防寒着着用がいい
⑦西の肩へ上がる際にロープが張られた箇所があり、岩交じりのやや急坂
⑧西の肩はヤセ尾根の上
⑨西の肩から阿弥陀岳は最初の岩場を回り込み、梯子を下ったら、少し登って終わり
⑩帰りは展望台までの樹林帯の急な下りがポイント
⑪立ち寄り湯は八ヶ岳温泉もみの湯が650円(10:00~21:30 火曜休)
駐車場の八ヶ岳山荘でも日帰り入浴が可能
- 難易度
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感想コメント
阿弥陀岳(あみだだけ・2805m)は八ヶ岳では赤岳・横岳に次ぐ高さで、主稜線からは外れるものの諏訪側から見て手前に大きくそびえます。名前にあるように山岳宗教に由来し、山頂には阿弥陀如来像をはじめとして、多くの講中碑が奉じられています。
岩峰が多い為、冬季はバリエーションルートが豊富になり、私もかっては登っています。
今回は夏山ルートの御小屋尾根を使って日帰りピストンを行いました。御小屋尾根の途中にある御小屋山は、諏訪大社の御柱として伐り出すモミの御料林があります。
御小屋尾根は通常、短くなる舟山十字路から登ることが多いですが、距離は長くなっても、トイレがある美濃戸口から登ることとしました。
かなり久しぶりにきましたが、駐車場の雪は少しある程度で少なさを感じました。
別荘地を抜ける林道の途中からアイスバーンのように雪が出始め、林道終点からは完全に雪道でした。御小屋山まではだらだらと樹林帯を行きますが、トレースはついています。しんどくあまりペースが上がらず、時間がかかってしまいました。御小屋山から先は太い尾根道という感じで、不動清水まではやや緩やかな登りで楽に感じますが、その先は尾根もやや細くなり、急に傾斜が増します。不動清水への分岐で装備を変えた方がいいかもしれません。そして、展望台まで来ると展望も広がり、やっと先が見えた感じになります。
しかし、今日はガスが出ていて、展望台なのに編笠山くらいしかはっきり見えません。
今日はかなり暖かい感じなのでここまでは薄着でしたが、この先はさすがに風が強くなるので、私はここではじめて、オーバージャケットを着用しました。
この先、西の肩への最後の登りとなる残置ロープ部分ですが、カチコチには凍ってなく、草や岩が出ている雪の量です。ジグザクに登って行くので傾斜はそれほどありませんでした。西の肩に着くと、ヤセ尾根の上で阿弥陀岳山頂はすぐそこでした。この先の岩をトラバースでこなし、埋まっていない梯子場を下ると、すぐそこに山頂でした。
山頂の展望はなし、中岳方面にもトレースありでした。
行者小屋経由で帰ってもいいのですが、中岳のコルから埋もれそうな感じでしたので、おとなしく往路で下山しました。
西の肩の下り、展望台下部の急な下りがあるので御小屋山までは装備はそのまま。その先はチェーンアイゼンがベストかと思いました。
とにかく長い尾根でした。
①ウエアー(冬のアルプス)
全く寒くないが、風はやや強い
インナーは(フォックスファイヤー)長袖Tシャツ (ゴアテックス社)長袖シャツ
アウターは(マウンテンハードウェアー)オーバージャケット
ボトムスは(ミロ)3シーズンパンツに(ノースフェイス)マウンテンパンツ
②ギア
登山靴は(スカルパ)ベガ
ザックは(カンプ)30㍑、(シャルレ)12本爪(DMM)ピッケル
チェーンアイゼンはあった方が楽です
ワカン持参も使用せず
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。