のんびり湿原散策 小松原湿原

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
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日程
2025年09月12日 (金)~2025年09月12日 (金)
メンバー
友人
天候
曇り
コースタイム
大場ゲート(90分)小松原登山口(50分)中ノ代(30分)小松原避難小屋(20分)中ノ代(30分)登山口(70分)大場ゲート
コース状況
・グリーンピア津南を過ぎると道は徐々に狭くダートになります。終点の鍵がかかったゲートの左下に駐車場あり10台程度停められます。奥にヤド沢の入渓点あります。
・ゲートを進み1時間以上林道を歩いてやっと登山口となります。登山口には綺麗な紙付きのバイオトイレがあります。
・木道は所々枯れた笹やコバイケイソウで覆われ非常に滑ります。湿原が出てくると開けて歩きやすくなります。
・小松原避難小屋は綺麗に掃除されて快適に過ごせそうでした。土間を上がると板敷きのスペースに毛布も置いてありました。2階もありました。
・小屋をさらに進むと苗場山の祓川登山道と合流します。
・グリーンピア津南で600円で日帰り入浴できます。
難易度
Google Map
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感想コメント

 どこの山も雨予報だったので、珍しく晴れ間を覗かせた新潟・津南の奥の小松原湿原を歩いてきました。新潟といっても秋山郷に近くほぼ長野との県境に位置しており、苗場山頂にも繋がる高層湿原地帯です。後から判ったことですが、憧れの豪快なスラブのヤド沢の入渓地点でもありました。
 前日が大雨だったのでさすがに沢屋さんはいませんでしたが、釣り人らしき人はいました。

 越後湯沢で拾ってもらい津南方面へ。関東でも有名な清津峡や大地の芸術祭の舞台を通り抜け秋山郷へ向かいます。この界隈には佐武流山や鳥甲山など、一度は登ってみたいマニアックな山々が連なっていますが、この日は雨の心配もあったので、手っ取り早く登れて体力消耗せずに済みそうな小松原湿原へ行くことにしました。
 到着してからは延々と林道を歩きます。途中まで足に優しくないコンクリート道なので、帰りは足の裏が少し疲れました。傾斜の緩い林道でしたが、湿気が多いせいで登山口へ到着した頃にはかなり汗をかいていました。

 登山道はほぼ木道で、尾瀬や苗場山ほど整備されておらず倒れた草木が散乱し滑りやすかったです。たまに急な木段を登ることもありましたが、周りの美しいブナ林が癒してくれました。
 湿原と樹林帯が交互に出てきて、景色が開ける度に開放的な気分になります。少しだけ色付き始めていたので、もう少し季節が進めば草紅葉に彩られることでしょう。
 始めのうちは湿原だけで、標高が上がると池塘が姿を現しました。苗場山方面の山並みや雲が水鏡となり、曇り空でも十分綺麗でした。聞こえるのはギンヤンマの羽音と蛙の鳴き声のみ。とても穏やかな時間が広がっていました。
 湿原を一頻り楽しんだ後、小松原避難小屋を覗いてみました。立派な作りで快適に過ごせそうです。掃除も行き届き、毛布や銀マットも用意されていました。
 このまま登り続けると、祓川ルートに合流し苗場山へ至ります。いつか苗場山の急登から眺めた北側の湿原地帯は、この小松原湿原だったようです。
 
 遠くで雷鳴が聞こえたので昼過ぎには引き返しました。幸いにも雨にはほぼ降られず無事に帰還、途中お風呂で汗を流してからいつもの湯沢名物・維新でつけ麺を食べて旅を終えました。

【使用ウエア】
シューズ▶️サロモン/XA PRO 3D
ウエア▶️ミレー/ドライナミックメッシュ+ヘザーメッシュクルー
パンツ▶️ノースフェイス/バーブライトスリムパンツ
ザック▶️カリマー/クリーブ20

フォトギャラリー

ほんの少し色付き始めた小松原湿原。

駐車場はかなり広めです。

登山口まで延々と歩かなくては。

登山口の清潔なトイレ。

木道が荒れています。道に見えません。

木段はさらに滑りやすかったです。

湿原出ました!キンコウカは終わっていました。

代わりにウメバチソウ。

イワショウブも。

今日はサロモンで来ました。

池塘が出てきました。

徐々に大きくなります。

湿原はシラビソに囲まれています。

雲が反射して綺麗です。

苗場山方面。

日蔭山などが見えています。

避難小屋に泊まって苗場山目指すのもありです。

ブナ林を抜けて。

ドクツルタケ登場。

維新のつけ麺は麺がモチモチ。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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