【好日山荘登山学校】 焚火とテント泊講座・雪山入門講座 日本百名山「金峰山」 (長野・山梨)
- 投稿者
-
木德 尚代
グランフロント大阪店
- 日程
- 2025年11月02日 (日)~2025年11月03日 (月)
- メンバー
- ガイド 木徳 関東のお客様
- 天候
- 晴れ・雪・晴れ 山頂はマイナス6度位です
- コースタイム
- 一日目 11時 野辺山駅 ⇒ ナナーズルー&ルーフロック ⇒ 廻り目平キャンプ場 テント設営・焚火作り 夕食作り (焼肉・バーベキュー ごはん)
二日目 6:30 朝食後集合 7:00 出発 11時 金峰山荘 12時 山頂
14:30早い組下山 テント撤収 15:30 廻り目平出発
07:48
距離
14.1
km
登り
1,206
m
下り
1,218
m
6:46
2
分
スタート地点
6:48
6:50
7
分
金峰山荘
6:57
4
分
キューブ
7:01
66
分
ギガント
8:07
6
分
川端下林道終点
8:13
126
分
中ノ沢出合
10:20
10:41
30
分
金峰山小屋
11:11
11:12
1
分
金峰山
11:12
11:14
10
分
五丈石
11:24
11:25
24
分
金峰山
11:49
12:02
81
分
金峰山小屋
13:24
13:30
7
分
中ノ沢出合
13:37
47
分
川端下林道終点
14:24
14:25
3
分
ギガント
14:28
5
分
キューブ
14:33
2
分
廻り目平キャンプ場
14:35
ゴール地点
- コース状況
- 2日はペツルのイベントがあり廻り目は人で溢れかえっておりました。
イベント終了後位に入り、駐車場はどんどん空き駐車できました。
今年は白樺が少なく、焚火の材料を集めるのに苦労致しました。
テント泊まる場合900円、お風呂も金峰山荘にて500円で泊まれます。
- 難易度
-
感想コメント
今回の登山学校実技講座は皆様と一緒に焚火でごはん作り、テント設営、からの登山する「金峰山」登山学校でした。
三日前の高層天気図から積雪が予想されたので
お客様に軽アイゼンもしくはチェーンスパイクを用意して頂きました。
初日は天気よく、皆様と合流して地元スーパー「ナナーズ」で買い出しをしました。
廻り目平は人で一杯でしたが何とか駐車できました。
テント設営後に皆でマキを集めます。中々太い巻が集まらず苦労致しました。
初めての焚火の方もいてそれぞれ工夫して火を育てていきます。
自分は皆様に「自然米」無農薬、無肥料の兵庫のお米を炊きます。
お腹が好きすぎたので、焼肉はバーナーで焼き、野菜を焚火で焼きました。
和牛は格別です。自然米の新米も美味しくでき皆様に喜んでいただきました。
夜は冷えて、眠れなかった方もいらっしゃり
夜中点検するべきだったと反省致しました。
朝は皆様元気な様子です。
忘れ物された方がいて、本日山は辞める事になりました。次回是非ご一緒致しましょう。
出発と同時に雪になりました。
どんどん降ります。登山口登る途中に降りてこられる方は吹雪だったとのこと
少しづつ晴れてきたので、進みます。
雪質が変わりパウダーです。
金峰小屋にてチェーンスパイクとアイゼンを装着致しました。
晴れて素晴らしい絶景が堪能できます。
時間がギリギリでしたが山頂目指します。
ハイタッチで下山開始です。青空も現れ素晴らしい絶景を堪能できました!
下りはステッキを効かせて、効かせて、かかとに重心を置きながら、丁寧に下ります。
完全に雪山入門講座になりました。
林道に下ると雪はなくなり、カラマツ の紅葉が素晴らしかったです。
気温は9度くらいには上がっていて車の凍結も溶け、道路がこおらないうちに帰路に送る為に急いでテントを撤収致します。皆様に暖かな ラーメンとスープを召し上がって頂きました。これからはバーナー必須な時期なります。ガス缶もマイナス対応のもの必須です。
帰路の車の中で、今回の山の装備について話ながら野辺山駅に向かいました。
まず
寒さ対策について
マットの強化
シート(銀マットなどの強化)
眠る時の重ね着
足元はダウン入りの靴下にする
手袋、ネックゲーター、帽子(ニット帽二枚)
シュラフカバー・ツエルト・ビビーなどで完全に寝袋を包む事等
今回は寒いテント泊になったので、それに対応できる装備を考えました。
振り返ってみると
焚火で焼肉テント泊
雪山(初冠雪)のふわふわな雪の金峰山
紅葉も素晴らしかった事など
寒さとの闘いにはなりましたが
皆様の笑顔見ていると心残る三段紅葉の素晴らしい絶景を堪能できた金峰山ハイクになったのではないかと思います。
皆さまこの経験を生かして
今後もテント泊を極めて頂きたいと思うガイドです。
金峰山荘にてお風呂(500円)にて入浴可能なので、何日でも泊まれる
廻り目平camp場、クライマーの聖地と言われますが、山のお客様にも堪能していただけうれしい限りです。
今年の遠征ハイクの最後は奥秩父でした。
今年はプライベートでも甲武信岳を笛吹川からの沢からの遡行で登れました。
関西からは気持ち遠いですが
奥秩父の沢、山、雪、岩 、絶景 全て 心残るものでした。
ご参加のお客様
ありがとうございました。
まだまだ足りないところも多いですが
ガイドとして精進致します。
素敵な山旅時間ありがとうございました。
登山ガイド 木徳
装備
①テント&焼肉&焚火
ユニフレーム焚火台、トング、焼き網、チャコスタ、皮手袋、お客様用軍手
バーナー二種類、ガスカートリッジ4個、鍋セット2種、フライパン2種
いつものコッヘルセット (お湯用)
夕食の材料はナナーズで仕入れました。
②寝具 寝袋 ナンガ750、シュラフカバー、シート2種類、ツエルト2種類
手袋 ニット系 沢山(お客様も使用出来る用)
マット サーマレスト レギュラー
ダウン TNF ライトヒートJK 、マウンテンダウン、 モンチュラダウンJK
ダウンpants マーモット ダウンソックス イスカ
② 山 ザック ミレープロライター
靴 モンモンチュララヤルテクノ チャーンスパイク 2個、軽アイゼン1個
ロープ、アルパインスリング、ツエルト2個
ニット帽 、ネックゲイター スマートウール
バラクラバ ファイントラック
手袋 ミレーウール、 テムレス ウインター
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。



















