快晴の氷ノ山 BC&雪洞&雪上訓練 盛り沢山♪

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2012年03月21日 (水)~2012年03月22日 (木)
メンバー
天候
21日晴れ 22日晴れのち曇り
コースタイム
21日 駐車場=(2:00)=ゲレンデトップ=(3:00)=氷ノ山山頂=(1:00)=雪洞ポイント
22日 雪洞ポイント=(3:30)=ゲレンデトップ=(約1時間 雪上訓練)=駐車場
コース状況
スキー場~流れ尾
 シール登高にて 雪も締まり歩きやすいです。
 午前中は雪が固いのでスキーアイゼンも必要。
 マーキングがこれでもか!と言うくらいあり、よほど視界が悪くなければ迷う
 ことはないと思います。
 流れ尾合流地点は雪庇を越えないといけないので注意が必要です。
流れ尾~山頂
 アイゼン・ピッケル要
 尾根には雪庇が張り出しています。
 雪庇の根元にクラックが入っている所もあり、不用意に雪庇に乗らないよう
 注意が必要です。
 樹林帯の中は雪が少なく岩とのMIXで歩きにくいですが、ルートは基本的に
 樹林帯側にあります。
 山頂直下は斜面のトラバースもあり、滑落注意です。
なじれ谷
 ドロップポイントより少し下るとノドになっている所があります。
 デラパージュで通過できるくらいの幅です。
 日中溶けた雪がテカテカ、カリカリのアイスバーンになっている所が多々あり
 ました。
 滑落後、流れ尾に戻ったので下部の様子はわかりません。

山頂付近は滑るのに快適な斜面が広がっています。
雪もまだまだたっぷりあります。

氷ノ山国際スキー場の営業は20日で終了しましたので、リフトは利用できません。
難易度
Google Map

より大きな地図で 20120321ながれ尾 を表示
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感想コメント

雪洞堀りがしたかったのと、GW明けに予定している山行に向けてのトレーニング山行を計画していただきました。

天気は快晴!
今年4回目の氷ノ山で初めての好天♪初めての山頂です♪
気温も高く、穏やかですっかり春山の様相ですが、雪はまだまだしっかりあります。

今回は泊まり装備にスキー板も合わせて20kg超の装備。
流れ尾は足場の悪い所もあり、バランスを取ったり、スキー板を枝にひっかけたりしないように気を配りながら登ります。
急斜面のトラバースはアイゼンワークのいいトレーニングになります。

山頂からは360°の展望!
日本海や大山も見えました♪

三の丸方面へ下り、雪洞ポイントに来ると目の前には気持ちのいい斜面。
時間に余裕があったので、穴掘り前に2本ほど滑りました。

雪洞掘りは土木作業の好きな3人?
立派な雪洞に屋外の荷物置き場、トイレも作り、それをつなぐ通路もしっかりと作られました。

雪洞はいいですね^^
静かで温かいし、何よりワクワクした気分になれます♪

翌朝は雪洞をつぶす前に、雪洞を利用してプローブの人に当たった感触の確認。
氷の層に当たった時は固いですが突き刺さる。
人に当たるとぷにぷにした感触でそれ以上プローブは進まない。
いい勉強になりました。

下山はねじれ谷を滑りますが朝なので雪がカリカリ。
ちょっとビビりながら核心のノドをなんとか通過。
その先の谷が狭くなったところを過ぎれば滑りやすい斜面が待っていると言う所で滑落してしまいました。

幸いすぐに木にあたって止まり、事なきを得ましたが、安全のため流れ尾を歩いて下山しました。
スキーに不慣れな私にとっては荷物が重くなってもアイゼンを履いてるとスキーの何十倍も安心できます(^^;
普通、山スキーをする人にはもったいないシチュエーションでしょうね・・・

最後に営業の終了したスキー場の斜面を利用して滑落停止やビレイの練習をしました。
ちょっと痛い思いをしましたが、今回の山行はいろんな意味でいい経験になりました。

フォトギャラリー

雪洞の中から

営業の終わったスキー場からスタート。誰もいないゲレンデを登ります。

雪庇を乗り越えて流れ尾へ。

流れ尾はアイゼンに履き替え、スキー板は担いで登ります。

稜線の雪庇。根元で亀裂が入っていたところもありました。

眼下に登ってきたスキー場が見えます。

木の枝にスキー板をひっかけ無いように・・・

岩場の下をトラバース。

稜線が見えてからの登りが結構長い。あとひと踏ん張り。

あともうちょっと。稜線近くには霧氷が輝いてます。

広大な頂上台地。

雪洞ポイントへ。雪庇を滑ってトラバース。

雪洞を掘る前に気持ちのいい斜面でひと滑り♪

滑ったら登ります。

滑ったら雪洞作り。スノーソーでブロックを切り出します。

雪洞の中で晩御飯♪ローソクの明かりがいい感じです♪

翌朝は大山もくっきり!

ねじれ谷のノドを過ぎた下の斜面。左のアイスバーンで滑落しました。

ゲレンデトップで一休み♪

スキー場の斜面を利用して滑落停止やビレイを練習をしました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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