ひとりでトコトコ山行脚 磯間嶽(鹿児島県 363m)編

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投稿者
渡部 嘉章
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日程
2012年03月27日 (火)~
メンバー
福岡パルコ店 渡部
天候
快晴
コースタイム
上津貫登山口>15分>磯間嶽山頂>25分>大浦登山口>30分>岩稜コース登山口>30分>325mピーク>45分>中嶽>40分>登山道分岐>8分>上津貫登山口
コース状況
岩稜コース以外の登山口からは少々道が荒れ気味なので、足元に気を付けて、目印などを見落とさないようにして下さい。また、岩稜コースはかなり厳しいコースですが、本当に良く考えられた感心する設定がされています。ただ、初心者の単独行や子供さんを連れての登山は不向きですのでご注意下さい。
難易度
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感想コメント

ビックリしました。本当にしっかりした岩登りの基礎がないと厳しいと思いました。今回の上津貫登山口から本当にすぐ山頂直下に辿り着きますが、出会った方は「諦めて下りて来ました」と言ってらっしゃったほど、「ここを登るの!?」と言うレベルの鎖場に対面します。しかし岩稜コースはもっと厳しそうな箇所が沢山あり、結構危険度が高いと感じました。ただ、ちゃんとした岩登りの経験がある方には、低山では普通は味わえない、いい意味での緊張感と満足感を感じられると思います。登山道も、難しいコースをより安全に歩けるようにと考えて道を通して下さったんだろうなぁ、感嘆するくらいに、足場の悪いところは樹木や大岩の近くを(手がちゃんと使いやすいようになっていました)、コースが不明瞭になりやすい所には細かく目印をと、有難く感じました。一歩一歩確実に、慎重に安全登山で楽しみましょう!

フォトギャラリー

稜線上には、じっと開聞岳を見つめるワンコ(?)が座っていました。

今回は最短で頂上へ至る「上津貫登山口」からスタートする周回コースです。

薄暗い杉林の急登を一気に登ると「人形岩」に出会います。茂った葉が緑の髪の毛に見えて不気味です・・・。

頂上直下です。山頂にはほぼ垂直な岩を鎖を補助に登ります。

ドキドキしながらも山頂へ到着!見晴らしは最高ですよ。

周回コースの為、一度大浦登山口へ下ります。

下りきって登山口に到着。ここから暫くは林道を歩きます。

林道ではかわいい花や、瑞瑞しい草花が春を感じさせてくれました。

途中で左にコースを取ります。案内板があるので見落とさないように。ここから少し登って行きます。

岩稜コースの登山口にはいきなり鎖が・・・。

低山とは思えない迫力のある岩稜です!途中には転げ落ちずに止まっているのが不思議な「大坊主岩」など奇岩がいっぱいです。

振り返って分かる今通過した岩稜の全貌。これがまだまだ続きます。

岩稜だけでなく、登山道も結構ハードです。展望のない325mピークで一息つきます。

低木に囲まれた細い登山道。ここはまだ歩きやすいですが、目印を見落とすと大変な事になりそうな場所がかなりあります。

核心部手前にある展望のない中嶽。ここの前後には「えっ!?」と思うような設定の登山道が続きますので慎重に!

岩の上から磯間嶽の全貌を眺めます。なかなかの迫力ですよね。363mの低山とは思えません。

岩の上から垂直に降ります。ここだけ唯一ロープを頼りました。ちゃんと巻き道もありますので無理はしないで下さい。

山頂手前の鹿通し岩。ここまで来ればゴールは目前です。

山頂からの展望は抜群です!風も気持ちよかったです。

下山した場所の表示は「磯間山」とあります。同じ場所から2ルートが選べます。なかなか楽しい山でした。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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