天狗岳・残雪期登山 / 八ヶ岳
- 投稿者
-
上田
グランフロント大阪店
- 日程
- 2012年04月25日 (水)~2012年04月25日 (水)
- メンバー
- WEBプラス店 上田
イオンタウン姫路店 上杉
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 渋の湯~(110分)~黒百合平~(60分)~東天狗(2646.3m)~(20分)~西天狗(2645.8m)~(120分)~唐沢鉱泉~(50分)~渋の湯
- コース状況
- 気温が上昇すると雪が緩むので、早朝出発が無難です。
樹林帯で北側の斜面は凍っている場所が多く、ピッケルがほとんど刺さらない所もありました。
唐沢鉱泉から渋の湯への道は、雪の踏み抜きと、ツルツルに凍結した場所が交互に現れ注意が必要です。
(アイゼンを付けた方が安全です)
温泉(800円)
有料駐車場有(1000円/1日)AM7時から受付
トイレ有
- 難易度
感想コメント
午前7時、駐車場の受付を済ませ、渋の湯の奥にある橋を渡って登山開始…。
と思ったら、いきなりカチカチに凍結した斜面に出くわし、橋に戻ってアイゼンを装着して再出発。
ピッケルを試しに打ったら弾かれ、アイゼンもほとんど刺さらない硬さの斜面を恐る恐る登る。
雪解け水が所々流れており、この辺りも春が近いことを知らされる。
樹林帯を進みパノラマコースの稜線に出ると、なだらかな登りになる。
黒百合平までくると森林限界に近づき、展望がひらけてきて景色を楽しめるようになる。
日差しに輝く緑と白い雪の調和が美しい場所。
中山峠から東天狗への登りは結構きつく、日差しも強かったので、長袖と半袖シャツだけで歩く。
無風状態で夏山のように暑いので、ハイドレーションのチューブから水をガブ飲みしつつ山頂へ向かう。
東天狗から西天狗は遠いようで近く、緩み始めた雪に足を取られながらも、すぐに到着!
上空を飛ぶ飛行機から一筋の雲が伸びており、大気中の水蒸気が増えている事が分かる。
翌日には雨が降る可能性が高い。
岩の隙間を縫うようにして急な斜面を下り、西尾根の樹林帯を進む。
日当り良好な尾根道は数歩毎に雪を踏み抜く事になるので、時間と共に消耗していく。
唐沢鉱泉の周辺は雪がほとんどなく、夏の避暑地のような感じ。
ポカポカした陽気が心地よい。
渋の湯に戻るには標高2006mの地点まで登り直さねばならないので、歩くのが嫌になる前に出発する。
雪道から地道に戻ると、足が重くなったように感じる。
やっと下り道になったと思えば、カチカチに凍った部分と雪を踏み抜く部分が交互に現れ、緊張と消耗が続く。
13時半すぎに下山。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。