奥日光 奥白根山~溶岩に迎えられて~

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投稿者
大島 幸
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日程
2012年08月30日 (木)~2012年08月31日 (金)
メンバー
単独行
天候
初日 曇りのち雷雨 二日目 快晴
コースタイム
8/30 湯元温泉1030-1230外山コル-1320前白根山-1340五色沼-1400避難小屋
8/31 避難小屋530-550取りつき岩場-615トンガリ岩-625ゴーロ広場-640山頂720-800避難小屋830-930五色山-1030金精山-1130金精峠-1200金精峠駐車場-1310湯元温泉
コース状況
白根沢右岸:いつも通りの荒れ様。浮石多いので落石、スリップ注意。
水場:ビジターセンター情報では涸れていたとのことだったが少量出ていた。もし枯れていたら五色沼の水を煮沸使用するしかない。
バリエーションルート:ロープ携行したが単独なので登りでは使用せず。溶岩なのでホールドがもげることある。一般道から丸見えなので一般登山者が迷い込まないように要ヘルメット。
奥白根山登山道:砂利が多い。
金精山付近:トラロープが異常に多い場所が。頼らない方が安全に歩ける。
難易度
Google Map

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感想コメント

奥白根のバリエーションはいくつかあれど、それは西側にいくつか記録が出てくるのみで東側は、今年に入るまで皆無でした。去年の秋に一度、訪れ登かったのですが とても気持ちのいいルートでしたので再訪。
当然、登山道ではないので安易な入山は厳禁。一般ルートを歩く登山者が間違って降りてこない様に注意喚起を含めハーネス、メットは装備が基本です。


小屋から歩き適当なところで取りつき岩場を目指す。岩場についたら今後のために正面壁から左壁をじっくりと観察。
今回も前回同様左壁から登る。しっかりとホールドを決めて登れば落ちるはずもなく攻略。当然、落ちると大変なことになります。
ざれた斜面を登り2400m地点のトンガリ岩を超えて、ゴーロ広場に
このルートの中で一番休憩しやすいポイントでここで三方にルートは分かれる
正面のゴーロルンゼ、左の火口跡、右の溶岩の尾根。今回は、溶岩の尾根に挑んでみる。
知人は正面大岩を右から巻き気味に取りつき尾根に上がっていたが 見てみるとセンターより左に上り易そうな窪みがある。下まで行ってみても傾斜はなくホールドも豊富。コレは、行けると思い正面突破を試みました。
結果。成功。時々、手を探したものの ちゃんとあり さして苦労せず大岩突破に成功。

ルートの素晴らしさに舌鼓を内、後ろ髪引かれる中 下山に入る。
小屋に戻り 荷物を回収したのちに五色山から金精山経由で湯元温泉に下った。

本番二日目は快晴で陽射しは暑かったが高山なので涼しさもあった。
日にさらされる場所が多いので まだまだ日焼け対策が必要。

今回のルートは、バリエーションルートです。入山者も1年に数人あればよい程度のルートです。
些細な事故でも重大な結果に繋がりかねません。
もし、登られるのなら細心の注意と確かな技術を持ち信頼できるパートナーとの入山を

フォトギャラリー

2400m7トンガリ岩と男体山

避難小屋とハンゴンソウの群生 白根界隈にはハンゴンソウがすごくいっぱいあるんです

カニコウモリ。これもすごくたくさんありました。

取りつきの岩場 右の岩の左に弱点が。確保なしなので無理はしない。

岩場を登り切って見下ろす。

外輪山と夏の空

さぁ、詰めだよ。

大岩。右から巻くこともできます

山頂。

日光連山。

夏。

空がきれい。

5m位後退している五色沼

奥白根山と五色沼。よく見るアングルですね。五色山の少し手前です

国境平へ。中曽根へ行くとこんな感じ。なので夏は嫌。

金精峠 太陽が凶悪です

金精山ですよ

金精トンネル脇駐車場

今回、道中見つけたコマクサ。場所はナイショ☆

水場。ホースあります。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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