雪の上越国境!谷川岳 天神尾根
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2010年12月28日 (火)~2010年12月28日 (火)
- メンバー
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 9:30天神平ロープウェイ駅出発~10:30熊穴沢避難小屋(小休止)~12:30トマの耳~12:45肩の小屋~14:00天神平ロープウェイ駅到着
- コース状況
- ロープウェイ駅からトマの耳、オキの耳までは明瞭な踏み跡あり。積雪約130cm(天神平ロープウェイ駅情報)、気温4度前後(体感)、無風(トマの耳付近のみ風あり)
- 難易度
感想コメント
12月も終わりに近づいた28日、休みを利用し大好きな谷川岳に行ってきました。
東京から関越道に乗り、約2時間半で行ける手軽さでありながら、標高2000mクラスとは思えないアルプス的なかっこいい姿に魅了され、今まで5回登っていますが、天気に恵まれたことはありませんでした。
そして今回初の冬の谷川岳に挑み、文句なしの天気に恵まれました。
といっても今日は日帰りのお気楽登山です。
ロープウェイで一気に天神平まで登らせてもらって一気に高度を稼がせていただきました。(ロープウェイ 往復2,000円)
登山道は明瞭な踏み跡がトマの耳まで続いており、道に迷うようなことや、激しいラッセルはありませんでした。
風はほとんどなく、行動中はグローブ、ニット帽がいらないくらい暖かく穏やかでした。
通過点である「熊穴沢非難小屋」は、まだ雪には埋まっておらずそのまま出入りできる状態でした。
ここでアイゼンを締めなおして再度出発。
天気は相変わらず崩れる様子がまったくなく、穏やかそのものでした。
天神尾根がやがて終わり、肩の小屋直下の斜面になると急に雪が深くなり、踏み跡を追っても足が沈みます。すぐそこに肩の小屋近くの道標が見えているのにまったく近づいてくる気配がありません。つらいつらい。
ようやく深雪地帯を抜けて、トマの耳がすぐそこに見えるあたりまで来ると足元のコンディションが「ふかふかの雪」から「氷混じりの雪」に変わってきました。ここは風も強く吹いています。
そしてついに「快晴のトマの耳」に到着してみるとそこからは360度の大絶景が待っていてくれました。
「美しい!かっこいい!!」
ただ、あまりの寒さと空腹に耐え切れず、オキの耳には行かず、写真を撮って早々に肩の小屋へ非難しました。
※この時期肩の小屋は非難小屋として小屋の一部が開放されています。人はいないので注意!
ここでおむすびを食べ、あたたか~いコーヒーを飲んで、さあ下山です。
名残惜しさから何度も何度も振り返りながら、写真を取りまくりながら下山しました。
初の冬の谷川岳でこんなにいい天気に恵まれ、今日も山の神様に感謝感謝。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。