奥秩父 鶏冠谷佐俣・鶏冠尾根

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2013年07月09日 (火)~2013年07月09日 (火)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
西沢渓谷入口駐車場-(45分)-鶏冠谷出合い-(15分)-魚止め滝-(30分)-飯盛沢出合い

-(15分)-奥飯盛沢出合い-(10分)-逆くの字の滝-(40分)-左俣・右俣出合い-(15分)-

一ノ沢出合い-(50分)-ニノ沢出合い-(10分)-三ノ沢出合い-(50分)-四ノ沢出合い

-(70分)-鶏冠尾根出合い-(100分)-鶏冠山山頂-(10分)-第三岩峰-(40分)-第二岩

峰-(150分)-鶏冠谷出合い-(40分)-西沢渓谷入口駐車場
コース状況
沢は泳ぎは少なく登りがメインです。滝はナメが多く、中には苔でヌメヌメシしてフリクション効かせて登るのが大変な個所もありました。
四ノ沢を越えてすぐ枯れ沢になります。岩が浸食されて脆いのと、尾根に近づくにつれて傾斜が増すので足場を崩さないように注意して登ります。

沢から上がり尾根に乗るとシャクナゲのヤブです。踏み跡が意外としっかりしているのと尾根の形が明瞭なので、岩峰を越えるまでの道は迷うことはないと思います。
岩峰は鎖やトラロープが多いので慎重に。中には錆びた針金で固定された鎖もあるので注意です。第三岩峰には懸垂支点があるので懸垂下降です。手前に迂回路もあるので、回避することもできます。

岩峰を越えると急坂を下ります。急なところはトラロープやシャクナゲを利用できるので、使って下れば安全です。
難易度
Google Map

より大きな地図で 鶏冠谷左俣・鶏冠山 を表示
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

今回は3回目にして2級の「鶏冠谷左俣」へ。若干不安はありましたが、登り始めると意外と登れる!それもこれもメンバーの皆さんのおかげ(^^)

これまでの沢と比べると水量があったので、今回が初めての本格的なシャワークライミングとなりました。特にナメ滝!ただ歩くでもなく、クライミングでもなく、何ともいえないあの感覚は沢靴ならではなんですかね。


ただ今回一番の衝撃は下りに使った鶏冠尾根。沢がメインのはずが実は下りもメイン級!学生時代にもう漕ぐこともないだろうと思っていたシャクナゲのヤブとの再会。初の10m級の懸垂下降…。
沢を登ってきたことを忘れるくらいの衝撃でした(笑)…が、
それでも苦労して歩いた岩峰から望む奥秩父の山々はただキレイというより癒しでした(´▽`)

もし鶏冠に行くことがあれば、ぜひ鶏冠谷か鶏冠尾根のどちらかだけにしましょう!

フォトギャラリー

奥飯盛沢との合流地点

準備して出発!

渓谷の入り口前にあるつり橋から鶏冠山。

鶏冠沢入口の看板は木に括りつけられてました。

魚止め滝。今回は右に巻きました。

奥飯盛沢の目の前にあるカップル限定スライダー。タノシソウデスッ♪

逆くの字の滝を遡行中。足が流されそうなくらいの水の勢いでした。

上に行くにつれて明るい日差しが。

ある意味今回のハイライト。

四ノ沢出合いを過ぎるとかれ沢になります。岩は侵食によって脆く、ザレてるので要注意。

尾根に乗るとシャクナゲのヤブ・ヤブ・ヤブ…

シャクナゲを抜けると青空と先の岩峰が!

地形図の表示より南へ行った岩峰に立ってました

第ニ峰の下りは15mくらいの懸垂下降

振り返るとこれまで越えてきた鶏冠を一望。

前を見れば雄大な景色。

あとはひたすらシャクナゲと急坂の下りでした。

逆くの字の滝前で撮ったメンバー写真。今回も手とり足とりお世話になりました(^人^)

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部