乙女な雨飾山♪

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2013年07月16日 (火)~2013年07月16日 (火)
メンバー
天候
晴れ時々くもり
コースタイム
雨飾高原キャンプ場横駐車場→(120分)→荒菅沢雪渓→(90分)→笹平→(30分)→雨飾山山頂→(15分)→笹平→(60分)→荒菅沢雪渓→(90分)→雨飾高原キャンプ場横駐車場
コース状況
駐車場からしばらくは平坦な木道を歩く、歩きやすい。荒菅沢の雪渓をトラバースして渡るが、雪がしまっていて固い。慎重に歩けばアイゼンは不要なほどだった。(雨の日は注意)雪渓後の林間は、登山道がぬかるんでいて粘土状に。滑りやすいので注意。その後はハシゴや岩場をよじ登って行くコース。高度感が結構あります。
難易度
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感想コメント

ゆるゆる百名山ハンターがゆく。

『雨飾山(あまかざりやま)』美しく、どこか心ときめく山名に魅かれていたが、遠くて行きづらい山。そんなイメージだった。それでも今年どうしても登りたい山のひとつだったので山友と行ってみた。

6:30 雨飾高原キャンプ場の横にある駐車場には既に7台ほどの車。他県ナンバーが目立つ。
とてもキレイなトイレ、休憩所。ここで登山届を提出します。

6:45 トイレ脇の小道から登山開始。沢のせせらぎを聞きながら、平坦な木道を歩いてゆく。鬱蒼と生い茂る濃い緑の間を爽やかな朝の空気が流れる。爽やか~!原始の森といった雰囲気で、ひょっこり熊と遭遇するのではとドキドキしていた。

2時間ほど歩くと、荒菅沢の雪渓が出てくる。雪渓はひんやりと固くしまっていて、歩きやすかった。私たちは、見上げる景色に感動しながら歩いていたので道を少しだけ逸れてしまった。雪渓をよく見れば、通り道が黒く一直線に延びているので本当は間違えるはずもないのだが、念のため注意。

そこからの林間では、きのうの雨のためか?もともとなのか?褐色の粘土状の土が露出していて、時々ズルっと滑った。雪渓の前に比べて斜度があがり、時間経過と共に陽も上がってきたので汗が噴き出してくる。これぞ夏山といった雰囲気。そして、視界が開けると火打山方面と糸魚川方面を見渡すことができる。これは結構感動もの。ハシゴや岩をよじ登りながら高度をぐんぐん上げていく。道の脇には高山植物が咲いていた。そして笹平。緑の丸い雨飾山と、奥に聳える北アルプスのコントラストが実に美しい。道沿いに咲き乱れるお花たちに、「天国のような場所だなぁ」と思った。

最後の急坂を登りきるとそこは360度大パノラマが広がっていた。山頂に立つ他の登山者たちが、そのまま「山と渓谷」の表紙になりそうなそんな景色が広がっていた。前日に同僚に教えてもらった豆情報、聞いていて良かったと感動!山頂から見下ろすと、今まで歩いていた道が女性の顔になっている。本当だぁ~~~!!!目と口まである!!!偶然の産物でしょうが、山名の美しさと相まってより素敵だなぁ、と。

メルヘンな山頂&山頂直下。その下にハシゴ、ロープの急登。そして、ちょっと下りる際に滑りそうでいやらしい雪渓までの林道。雪渓からの歩きやすい林道に、緑が生い茂る木道を歩き登山口に帰ってきた。14:15 ほぼコースタイム通りに駐車場に戻ってきた。

絶対にキツイ一日になるだろうと思っていたけれど、案外歩きやすくすんなりと登れた印象。山名に負けず劣らずすごく美しい山だった。今日すれ違った人たちは15名ほど。あまりにも良い山だったので、誰にも教えたくないような気持ちになるなんだかとっておきの山。私の山人生でも確実に上位に入る大好きな山になりました。

下山後、雨飾荘にて入浴(600円)&バッジ(500円)購入。いいよ~!と勧められた山田旅館(外来入浴15時まで)には行けなかったので次回は行こう。

フォトギャラリー

県外ナンバーばかり

トイレ脇の小道からスタート

マイナスイオン~

進度がわかって助かります

固い雪渓の上

トラバース

急登

ハシゴ♪見上げる

上から見下ろす

pretty!

cute!

ここらへんから山頂までメルヘン

beautiful!

見て!女性の顔!

圧巻の北アルプス

ランチはビーフシチューとトーストパン♪

もうすぐ終わり~寂しい

泥を落とす場所あり。ありがたい

コレクションに追加^^

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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