2013富士登山【御殿場口ルート】

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2013年08月01日 (木)~2013年08月02日 (金)
メンバー
天候
晴れ、下山時に雨
コースタイム
■登り
御殿場口新五合目⇒(200分)新六合目⇒(60分)七合目⇒(40分)砂走館⇒(50分)赤岩八合館⇒(20分)八合目⇒(50分)御殿場口頂上・銀明水⇒(20分)剣ヶ峰
7時間20分※歩行時間のみ表記
◎お鉢巡り/80分

■下山
御殿場口頂上・銀名水御殿場口新五合目⇒(50分)赤岩八合館⇒(20分)砂走館⇒(45分)宝永山との分岐点⇒(90分)御殿場口新五合目
3時間※歩行時間のみ表記
コース状況
スタートから六合目まで砂地で足が沈む地質で少し力がいります。コース全体としては危険箇所もないですが、他のコースと違い山小屋も非常に少なく、夜間はガスに包まれると視界不良になりやすく注意が必要と思われます。看板は見落とさずに。
歩行距離が長いので、風が強いコンディションだと体温を奪われますので防寒対策は十分にしてください。
富士登山の中では距離と高低差があり体力的も必要なコースなので、山初心者同士で行くよりも、経験者同伴だとより安心です。

御殿場口ルートに関しては登山靴は少しシャンクが堅めのあたりがオススメです。
距離・標高差もありますし、少し力のいる場面が多いので、より楽に歩行できます。
難易度
Google Map

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感想コメント

人生3回目の富士登山。一回目は天候不良のため登頂断念。二回目は登頂こそできましたが天候不順のため最高所の剣ヶ峰登頂&お鉢巡りを諦め下山。。。
「 今回こそは!! 」の意気込みでした。

旅のお伴は弟と。彼は今回で富士登山は4回目と申し分のない経験者、二人してお鉢巡りは出来ていませんので、願いを込めいざ出発。
コースもせっかくなので登り甲斐のある御殿場口から登りました。

シーズン中はJR御殿場駅より定期バスが運行していますので、首都圏からも意外と好アクセス。
しかし、登山口からすでに登山客の少なさは渋滞知らずの本コースを端的に表していました。

歩いてみて感じたことは、山小屋がかなり少ないですし、夜間登山でも安心して歩ける富士山のイメージとは少し異なり、植生がほとんどないため風雨を遮るものが皆無なので、気温の変化にもしっかりとした対応力が問われます。
実際歩いている方を見ると初心者グループはいませんでした。

かなーり長い高低差をやりすごすと御殿場口は登れますが、途中では御来光を見れますし、コースのスケール感は富士山の雄大さをすごく感じれるものとなっていますので、挑戦する価値のあるコースでした。
じっくり写真撮影をかねて富士登山にもオススメです。

当日は天候も終始安定しており、念願の剣ヶ峰登頂とお鉢巡りができ、感無量の富士登山となりました。
他には御来光・雲海の素晴らしい景観。夜間は星空鑑賞(流れ星もあり。)と、今までの富士登山の中では格別なものとなりましたので。タイミングさえ会えば素晴らしい瞬間が待ってくれることと思います。
ぜひ皆様にもファイトで富士登山にチャレンジいただければと思います!!

※下山の大砂走りで雨が降りました。天候の急変も十分ありえますのでご注意ください。

フォトギャラリー

祝・世界遺産登録。おめでとうございます!

御殿場口ルートへのアクセスはJR御殿場駅より定期バスが運行中です。

登山口。右のベンチのスタッフさんに入山料を支払いました。

登山口からテッペンが見えています。

登り始めすぐに大石茶屋につくのですが、ここより先は全然小屋がありません。携帯トイレがあると便利です。

裾野の大きさを体感できる、だたっ広いルートです。

マイペースで登りましょう。

ほどなくして辺りは真っ暗に。本格的な夜間登山に突入です。

まだまだ遠い。そんな感覚でした。

腹が減っては登山はできぬ。毎回来て思いますが富士登山はいかに寒さを乗り越え体力を温存できるかがポイントに感じます。

温度の下がる夜間を乗り越え、太陽の偉大さを感じつつ。。。

グローブは必需。最低でも軍手だけでもご用意をください。

赤岩八号館

さすがに山頂付近は皆さん疲れてくるのか歩みが遅く、渋滞気味になりました。

御殿場口の終了地点。

剣ヶ峰3776m。

山頂では快晴・無風でお鉢巡り

スパッツを忘れてしまい後悔しまくりの絵。

下山は大砂走りを下りました。さすがに雨が降ってきました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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