不帰ノ嶮 vol.2 (八方~唐松~不帰ノ嶮~大雪渓~猿倉)

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投稿者
鷲尾
日程
2013年09月25日 (水)~2013年09月26日 (木)
メンバー
名古屋駅前店   鷲尾
ならファミリー近鉄百貨店奈良店 伊藤
イオンタウン姫路店  西村
天候
1日目晴れ ・ 2日目晴れのち霧 ・ 3日目霧
コースタイム
【1日目】八方池山荘 ―85分― 八方池 ―50分― 丸山ケルン ―60分― 唐松岳頂上山荘(テント泊)
【2日目】唐松頂上山荘 ―20分― 唐松岳 ―60分― 不帰Ⅱ峰南峰 ―110分― 天狗の大下り最上部 ―60分― 天狗の頭 ―18分― 天狗山荘 ―30分― 白馬鑓温泉分岐 ―180分― 村営頂上宿舎(小屋素泊まり)
【3日目】村営頂上宿舎 ―150分― 白馬尻小屋 ―40分― 猿倉
コース状況
唐松岳までは危険箇所は特にありません。
不帰ノ嶮は落石が多いのでヘルメット着用を推奨します。
クサリ場、浮石の多いガレ場が続くのでスリップ注意。
天狗山荘の本年度の営業は終了していました。ロングルートになるので早めの行動を推奨します。
難易度
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感想コメント

危険箇所のある不帰ノ嶮(特にⅡ峰南峰)が核心部と言われますが、
私にとっては「天狗の大下り」の標高差300mの登りが核心でした。

2日目は(休憩込みで)ほぼ10時間半の行動に加えて、天狗山荘から暴風に見舞われて
体温が奪われ、水分もあまり取れず、小屋に着いた時はヨロヨロのボロボロでした。
初日は大丈夫だったのに2日目夜に思いっきり高山病になり、食事も取れませんでした。
自分の行動時間の限界は8時間までだと思い知った山行でした。

そんな中で不帰ノ嶮を制覇できて感無量です。

下山してから分かりましたが、最終日(26日)16時半頃に初雪が舞ったそうです。

フォトギャラリー

不帰Ⅱ峰南峰。

いったん下って不帰Ⅱ峰北峰へ。

いよいよ核心部突入!

クサリ場を慎重に。

左側は切れ落ちてます!!

足場はしっかりしています。

私が一番怖かった「空中ハシゴ」

道幅が狭いので、すれ違いができません。

核心部を通過して、一安心。

危険地帯を終えて、しばし景色鑑賞。

天気が良いうちに核心部を通過できてよかった。

稜線歩きが気持ちよい。太陽が出ていると暑いです。

「天狗の大下り」標高差300mを登る。

不帰ノ嶮を振り返る。

浮石の多いガレ場をクサリを使って登る。

ガスってきました。

天狗の頭に到着。もう霧で景色はまったくなし・・・。

天狗山荘の本年度の営業は終了していました。この辺りから暴風に見まわれ体温を奪われる。

翌朝、村営頂上宿舎から下山開始。視界悪し。

雪渓の一部を通過。あとはほとんど浮石だらけの道を下山。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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