晴天続きのテント泊 槍穂高縦走
- 投稿者
-
森松 克行
イオンモール各務原店
- 日程
- 2013年09月17日 (火)~2013年09月19日 (木)
- メンバー
- グランフロント大阪 中本 辻森
神戸本店 松浦 善本
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 1日目:上高地バスターミナル(5)河童橋(30)明神(40)徳沢(60)横尾(45)一ノ俣(60)槍沢ロッジ(150)天狗原分岐(120)殺生ヒュッテ テント泊
2日目:殺生ヒュッテ(35)槍ヶ岳山荘(20)槍ヶ岳頂上(10)槍ヶ岳山荘(40)飛騨乗越(15)
大喰岳(30)中岳(60)南岳小屋(270)北穂高岳(15)南稜 テント泊
3日目:南峰(120)涸沢岳(20)穂高岳山荘(45)奥穂高岳(90)紀美子平(40)前穂高岳(20)紀美小平(120)岳沢小屋(120)上高地
- コース状況
- 3日間晴天続きで風も無くベストコンディションでした。
上高地~槍ヶ岳山荘間は特に危険個所はありませんが、歩行時時間が長く最後に急登が続くためペース配分を考えて。
南岳~北穂~奥穂と岩稜帯の長時間歩行になりますが、今回は岩も濡れておらず無風でコンディションが良かったのですが岩が濡れている時や、風が強い時は危険度が増しますので計画は慎重に。
奥穂~岳沢間の吊り尾根、重太郎新道も気の緩みによるつまずきや転倒に注意が必要です。
今回のルートで南岳~北穂区間(大キレット)と北穂~涸沢岳区間は山岳ヘルメット着用奨励地域となっており、万が一の落石・滑落に備えてヘルメットの着用をお勧めいたします。
- 難易度
感想コメント
北アルプス周辺のどの山の頂上からも望める人気の槍ヶ岳から一般コースとしては北アルプス随一の岩尾根を縦走する槍穂高縦走をテント泊で行きます。
岩場の危険個所が多いコースなので、荷物は出来るだけ軽量化を図り危険個所で荷物に振られないように注意しましょう。
上高地~槍ヶ岳
一番ベーシックな槍ヶ岳登頂ルートで歩行時間の半分近くは平坦なまたは緩やかな登りで最後に急登が待ってます。一日目は殺生ヒュッテのテント場です。ここからの槍の眺めはサイコーです。
殺生ヒュッテを含めこれより先は水場はありません。すべて小屋にて手配(1リットル200円)となります。
槍ヶ岳~北穂高岳
早朝の槍ヶ岳山荘にお泊りの方々が行動し始める時間帯は槍の穂先の登りは渋滞します。今回は5:30頃に取り付きましたが結構渋滞しましたが30分程で頂上に。
南岳小屋を過ぎた所からいよいよメインイベントの大キレットへ。ガレ場、スラブ、クサリ、ハシゴと飽きない道のりが続き、長谷川ピークより先が核心部。クサリ、鉄杭、岩を確実に3点確保で重い荷物に振られないように注意しながら通過。最後の急登を登り切り北穂高小屋を通過し北穂山頂より大キレットと槍ヶ岳の眺めはまたまたサイコーです。
今日は北穂南陵のテント場でテント泊。ここはトイレもなく小屋より15分ほどかかるので準備を整えてからテント場へ。
北穂~涸沢岳~奥穂~前穂~岳沢~上高地
翌朝、涸沢カールを下に見ながら涸沢岳に。この区間も大キレットに負けず劣らずの岩稜帯。気を抜かずに慎重に。
奥穂~吊り尾根~前穂~重太郎新道もこれまでの道のような切れ落ちた高度感は少ないですが、気を緩めることなく下ります。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。