日光 雲竜渓谷~快晴の氷の殿堂~

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投稿者
大島 幸
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日程
2014年02月11日 (火)~2014年02月11日 (火)
メンバー
友人:Hさん
天候
快晴
コースタイム
5:00市営駐車場(30)滝尾神社(45)ゲート(60)稲荷川展望台(30)洞門岩(30)
(早川谷散策30)林道終点(15)雲竜渓谷(往復30分)雲竜瀑滝壺(15)林道終点
(30)洞門岩(25)稲荷川展望台(35)ゲート(30)滝尾神社(25)市営駐車場13:00
コース状況
☆東照宮脇川沿の道 軽前駆チェーンでは登れなかったので神橋近くの市営駐車場に。帰ってきたら除雪されていたが いい状態ではない。四駆車が理想。
☆林道 トレースは八ヶ岳並みに明瞭。ただ 、早川谷入るトレースもあり、そちらは徒渉がやや悪い。
☆雲竜渓谷 つばめ岩の大氷柱は10時の時点でバンバカ崩れていた。危険なので下に行かないこと。本日、氷柱は2本のみ。
☆雲竜瀑高巻き トレースはなかった。雪のつき具合が悪く薄かったり、膝上の積雪だったり。アイゼンとアックスを使っての登りとなり初心者は不可。慣れた方でも注意されたし。
難易度
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感想コメント

どここかいこう。

じゃぁ、雲竜で。

と、割りと軽いノリで行き先が決まり 仕事終わりで回収してもらい 日光へ入ったのだが…
車が滝尾神社にすら辿り着けなかった(´・ω・`)
先週末の雪が除雪されず そのままあったからです。
前輪駆動の軽自動車では進めず鉢石市営駐車場へ

まさかの日光市街からのスタート。予定より90分増しがはじめから確定してしまった。
暗闇の中、ゲート前に到着すると数台の車があり四駆ばかりだった。
装備を整え、登り方向のゲート脇を抜け道沿いに進み稲荷川展望台、洞門岩と通過していく。
その中間にある分岐は小屋のある方への道を進む。下り方向の下り道は雲竜へはいけない。

洞門岩からは早川谷ルートを選びました。渡渉や急な斜面の上り下りがあるので初心者にはおすすめできません。
林道ルートで行くのをお勧めします。時間は変わりません。
早川谷を奥まで詰めて(悪い渡渉多い。)小さい氷柱を見物してから林道終点へ上がった。

終点広場の階段は急なので慎重に降りてください。そこから広い河原を行くとすぐに『友知らず』へと到着。
ヤマレコなどで見た写真よりも氷が大きくなっている印象。
『ツバメ岩の大氷柱』は今年は2本しかなく それも小ぶりでしたが今回初のHさんは感激!うん。よかった。よかった。
だけれど、バンバカ落氷があり氷柱の下には入りたくない状態。まだ、10時だというのに やはり太陽の力は偉大だ。

雲竜瀑はやはり細いままで滝壺へのトレースがありませんでした。
取りついてみると雪が深かったり、つき方が悪かったりで少し難しかったです。初心者では滑落必至なのでは??という状態でした。
アイゼンの前爪を蹴り込んで、アックスを刺し込んで 安定を確認して1歩進む。
時間を掛けながら確実に進み滝壺が望める場所まで進みました。

下の広場に戻り、さらに奥に進もうとすると雪が腰まで(^_^;)
いや…もういいや。
思ってたよりも高巻きで消耗したので今回はY字峡は諦めることに。

帰りは林道をひたすら市街まで歩いて帰りました。
12時を回っても雲竜を目指す方がいらっしゃいましたが…危ないので…
できれば12時には帰路につけるように計画してください。

林道の退避場に路上駐車はしないでください。
今回多数の退避所への路上駐車が見られました。車一台分の林道なのですれ違えなくなってしまいます。
駐車スペースはゲート前、滝尾神社、鉢石市営駐車場、西参道市営駐車場を利用してください。

フォトギャラリー

ツバメ岩の大氷柱。今年委は小ぶり。暖冬めっ

未明、東照宮前の橋からスタート。長い(/_;)

ゲート前。平日はここまで車は入れません。

日の出の時間だ。

分岐。小屋のある方へ

早川谷の危険ポイント。ゆっくり確実に

そして、渡渉。

早川谷のミニ氷柱。ミニと言っても大きい。

氷と今年からの相棒。シモン メタリックリューシュ。いいピッケルです。

そして、また急登。

林道終点の急階段。もぅ、坂だよね。これは。

友知らず。朝日で照らされる

ツバメ岩。この時9時過ぎ日の当たる場所は落氷の雨。死ぬ。これは下に行ったら死ぬ。

雲竜の滝壺へ。トレースなし。前爪アイゼン、ピッケルがなければ、あても使えなければ生きて帰ってこれないかもしれない

ちょいと苦労して滝壺まで来た。下の部分の氷がすごい。暖かいためだろう

対岸支流の2段の滝。

滝壺への高巻きコース。ザイルを出してもらわなければならない人は通行不可で。

稲荷側展望台より。いい天気だわぁ

鉢石市営駐車場。自販機あり。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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