リベンジ・ザ・飯能アルプス!(埼玉県)

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投稿者
浅見 直紀
さいか屋藤沢店 店舗詳細をみる
日程
2014年03月24日 (月)~2014年03月24日 (月)
メンバー
アルバイトN本氏
天候
快晴・微風
コースタイム
西武池袋線吾野駅→(70分)→大高山→(60分)→天覚山→(160分)→多峯主山入口→(30分)→多峯主山→(35分)→天覧山→(30分)→西武池袋線飯能駅
コース状況
ルートとは違う方向に整備された道が出てくるので、地図読みに注意。
難易度
Google Map

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感想コメント

「こ、ここはどこだ!?」
「ば、バカな!?採石場だとぅ!?」

あの悪夢から一年あまり。漸く、あの時の無念を晴らす時が来た。あの時の敗因は、1/25000地形図を忘れたこと。今年はぬかりない。地形図に加え、GPSも持参した。本気で攻略してやるのだ。これは最早戦争である。総力戦か、殲滅戦に相当するだろう。

吾野駅を降りたら、西吾野方面に少し進む。「吾野湧水」という看板が見えるので、そこを下る。半地下のような感じの場所だ。ここにトンネルが出てくるので、これを進む。天井に頭をぶつけないように注意。

すると、目の前に墓地が!去年はここに出ようとして、とんでもない場所へ出てしまった。既に感慨深いものがある。ゲームで言えば、初代マ〇オでドカンを駆使して最終面にいきなり突入した感じだろうか。

登山道は明瞭。歩き易いのだが、周りが杉林なのが気になる。何を隠そう、ワタクシは花粉症持ち。この日のために色々と対策は講じてきたが、このプレッシャーにいつまで耐えられるのか不安である。

大高山まであっさりと到着。少し風が出てきて、それが気持ち良い。で、さくさく進むと出て来ましたよ。解りづらい道が。

写真も載せてあるが、どうでしょう?これ、夢中で進んでいると行っちゃいそうでしょう?こんな感じの道が何ヶ所も出てくるのですよ。嫌なことに、進みたい方向とばっちり方角が合っていたりするもので、GPSでも無ければ進んでしまっておかしくない。「いやらしい道っ!」N本氏の声が山中に響く。

だがしかぁし!GPSを使うまでもなく、天覚山へ到着。ここまでの道なら、半分トラウマになっているのでばっちり記憶していますからね。問題はこの先。食事休憩をしながら緊張して来た。直後、

くしゃみ連発!止まらない!

安心したのか何だか解らんが、ここにきていきなり花粉症の症状が!何これ!?嫌がらせか!?山の声が聞こえる。「文明の利器を備えていても、使うのは所詮、生身のニンゲンよ」

鼻をグスグス言わせながら進む。さっきの様な道が何か所も出てきたが、GPS様々。そして車道へ。ここでもう一度尾根に乗るべく、登山口を探す。ここでやられた!「進みたい尾根が右にあり、道も右へ伸びている」場合、恐らく殆どの方が右へと進むだろう。我らもそうであった。しかし、実際は「少し左へ進んで右へ向かう」のが正解であったのだ。おのれ飯能アルプス。一筋縄ではいかぬ山(オトコと読みたい心境)よ!

尾根に乗ってからも油断はできない。脇にゴルフ場があって、「ファ~」という声が聞こえるのだ。球が来ないかビクビクしていた。でも来たら来たで面白いのかな。

そして住宅地へ飛び出す。ここまでストックを使っていたのだが、いきなり場違いな雰囲気になって収納を決意。この辺りには梅の花が至る所に咲いていて、それがまた落ち着き始めていた鼻を刺激する。詰まる詰まる!鼻が詰まる!

バスが走る大通りを進むと、登山口を見つけた。多峯主山(とうのすやま)の入り口を見つけたは良い物の、いきなり標高を上げようとするので斜度が少しあって息がはずむ。さっきまでの刺激的な道とは打って変わって、平和な道なので単調である。そして低山ゆえに暑い!この日は最高気温が、20℃の予報だった。そろそろ飽きてこようかという時に山頂に到着。団体さんが賑やかに過ごしていた。休憩もそこそこに進む。

散歩道であった。サンダルで犬の散歩をしている人が出てきてもおかしくないと思った。しかし、最後の最後で嫌がらせがあった。階段である。歩き辛い。何百段か解らないくらい登った後、待っていたのは山頂にして展望台だった。長かった。ここまで長かった。夜になるとムササビが現れるという展望台を後にし、飯能駅まで歩く。住宅街が迷い易いのだが、飯能とは縁があるので道迷いはなかった。

まとめ!道自体は難しくないが、ルートミスをし易いので要注意!

フォトギャラリー

春ですねぇ

後光すら出る

隠し入口

おぉ!ちゃんとした登山口

歩き易い

岩場もあるよ

去年はここまで大分かかった・・・

これで立ち入り禁止だとぅ!?

ここからが去年の続き

登山道が消えた!

「ファ~」の声が木霊する

気分はもう完全下山

多峯主山入口

山頂。グループさんが賑やかだった

これは最早散歩道

階段が拷問

山頂!ここまで長かった

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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