白馬主稜
感想コメント
白馬主稜は雪質やトレースのあるなし、天候や時期でグレードがだいぶちがう。
今回の主稜は条件が大変良かった。
頂上手前の渋滞は予想通りあり、1時間ほど待ったが、暑くてうだりそうな残雪無風快晴の日だけに、のんびりしたものだった。
季節が進むと下部の藪が露出し、いやらしい感じも時々に出てくるらしいが、今回は頂上下までノーロープで行けた。
スノーバーを2本持参したが、最後フォローの確保に使っただけでした。
のんびりと頂上を味わいつつ、下降は大雪渓。大雪渓はシリセードで降りたかったが、柔らかくなった午後の雪を踏み跡が錯綜、上部はグリセードしたが、傾斜の緩い後半はもくもくと歩く。こうなるとスキーヤーがうらやましい。
春はやはり雪稜。
腐った雪に悪態つきつつ、何とも言えない開放的な快感もご褒美のようにたまに味わうのが、春の雪稜。
毎年春になるとまたそわそわとそう思う。
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