好日山荘登山学校実技講座『御坂/十二ヶ岳』

好日山荘登山学校実技講座『御坂/十二ヶ岳』に同行しました。
十二ヶ岳は山梨県の河口湖と西湖の北側に位置し、岩場が特徴の標高1683ｍの山です。
今回の講座のテーマは「登山道で遭遇する岩場・クサリ場・ロープに対応する」でした。
当日はあいにくの雨。中央道は大雨により通行止めとなり、東名道経由で御殿場から行きました。
そのため､登山口の文化洞トンネルを予定より30分遅れでスタート。
途中の毛無山までは樹林帯の登りが続きます。
雨は止む気配がなく、毛無山頂上でこの先どうするかを決断。
お客様は登る気満々です。
そしてガイドさんのご判断により十二ヶ岳への岩場を目指しました。
一ヶ岳から二ヶ岳、三ヶ岳と続くピークを登下降する度に岩場が増えてゆきます。
そして十一ヶ岳と十二ヶ岳の鞍部には揺れる吊橋があります。ひとりずつ慎重に渡り、直下の鎖場を登りきって十二ヶ岳に到着｡
記念撮影をして桑留尾方面へ下山です。
頂上直下はロープの張られた急斜面を下ります。
雨の中では特にスリップしやすいので要注意です。
下山も予定より少し遅くなりましたが、全員無事に予定コースを歩くことができました。
岩場、ロープ場の歩行技術に加え、悪天候時における歩行のよき勉強になりました。
富士山も拝めず、汗と雨でびしょ濡れとなりましたが、皆様の達成感に溢れた笑顔が印象的で、同行できて良かったと感じております。
ご参加の皆様、ガイドさん、本当にありがとうございました。