白馬岳テント泊~雨にも風にも多少負けて~
- 投稿者
-
笠松 文太郎
福井北四ツ居店
- 日程
- 2014年08月25日 (月)~2014年08月26日 (火)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 曇りのち雨
- コースタイム
- 1日目:猿倉荘(60分)白馬尻小屋(90分)岩室跡(110分)白馬岳頂上宿舎テント場(30分)白馬岳山頂(25分)白馬岳頂上宿舎テント場
2日目:白馬岳頂上宿舎テント場(30分)白馬岳山頂(30分)三国境(40分)小蓮華山(80分)白馬大池山荘(80分)天狗原(60分)栂池山荘
- コース状況
- 雪渓はしっかりアイゼン効いて、問題なし。足元ふらつくのでストックあるといいかもしれません。
岩場が多く雨で濡れていたので滑ることも。白馬大池から栂池の登山道は、大雨の影響でほぼ川。足場を確かめて下りましょう。
悪天候時は特に下りに気を付けましょう。
- 難易度
-
感想コメント
かねてから行きたかった白馬の大雪渓へ。
三連休を頂いたので、2泊で白馬~唐松~五竜てな感じで行きたかったんですが、
天候不順のため1泊に短縮。
一日目の17時過ぎから雨・風強く、ガスも濃く北へ小蓮華~乗鞍~栂池のルートへ変更。
前日夜バスで松本に着いていたので、朝始発で白馬駅へ。
白馬駅から猿倉へバスで。
10時くらいに猿倉発
1時間くらい上がって、ちらちらっと雪渓が見えてきます。
「これが、あの大雪渓ですか~!(°Д°;」
とか思いつつ。
軽アイゼンを装着していざ!
「おぉ~、歩ける~。」てな具合で。
アイゼンはしっかり効いて、歩きやすいんですが傾斜が思いのほか合ったので、前重心に踏ん張るのが疲れましたね。足首が不安定なので、ストックがあるといいです。
そして長い。最初は「うぉ大雪渓だぁ~!」とか思ってたのが、「早くおわんねーかな。」なんて(笑)
1時間半くらいで本当に雪渓は終わり、岩の多い登山道へ。
テント荷物と雪渓の疲れで、多少腰が痛くなりつつも「ガンバレ!」の岩に書かれた文字に励まされ、頂上宿舎テント場へ着。
ここまではぎりぎり晴れでした。
白馬岳山頂に行って、戻ってきて晩飯を終えてから、雨がぱらぱら。
そして風がごうごう。ガスで真っ白。
やることないのですぐ寝ようと思っていたのに、全く寝れません。
風でペグ・張つなが飛ばされ、テントが右に左に押され、テント容積は半分ほどに。
インナーメッシュだったもんで、フライシートが風で叩き付けられた時に水しぶきなど、なかなかワイルドなテント泊となりました。
そのうち寝袋に頭を入れて、風雨を聞こえないふりしてたらなんとか寝れました。
2日目、朝起きても天気は回復せず。
1日目同様、雨風ガスのコラボレーションは続きます。
前日から覚悟はしてましたが、当初予定の唐松・五竜が不帰キレットがあり危険のためルートかえて、1泊に短縮して栂池から帰ることを決断。
あとあと白馬大池山荘の方に聞いたところ、パトロールの方いわく、キレットはこの天気では危険だから、回避してもらうよう呼びかけていたよう。
ガスでしたが、ゆっくり標識を見落とさないよう慎重に歩けば問題なし。
小蓮華~白馬大池は稜線を風に飛ばされないようじっくりじっくり。
たまーにガスが数秒抜けるので、晴れてたらよい景色なイメージがつきます。
んんー悔しいー(・Д・`)
白馬大池~栂池は登山道が大雨の影響で川のようになっており、足場を選ぶのが面倒なのでもうじゃぶじゃぶ。夏だからできることですねー。
今回の大雨で、登山中やテン場で一緒になった方とお話しすると大体の方は、ルート変更や1泊して様子見のようでした。
無理せず予定変更するのも大事だなと思った登山でした。
ある意味大雨を満喫できた、面白い登山だったのでよしとしましょう。(人*´∀`)
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パットの感触・重心・安定感抜群!これはもう試しに背負ってみて!
ウエストベルトが特にきくもんで、調子のって締めすぎたら腰骨が痛くなりました(笑)
【ザバス ピッドイン】
パワージェル系全般ですが、短時間でエネルギー摂取できるので効率的!
特に雨の日はリュックからご飯を出して、もぐもぐしてる時間がもったいない。
比べて、パワージェル系は数十秒でご飯終わりです。楽ちん楽ちん。
2目はの食事はすべてパワージェル(8本)
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。