熊本県 中岳(1506m)から高岳(1592m) ~高岳火口をまわり展望全開の山頂に御満悦~
- 投稿者
-
酒井 健
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2014年10月20日 (月)~
- メンバー
- 福岡パルコ店 酒井
- 天候
- 曇りのち晴れ
- コースタイム
- 仙酔峡<40分>中間点<60分>高岳東峰<15分>月見小屋<20分>中岳<20分>高岳<85分>仙酔峡
- コース状況
- 仙酔尾根はほとんどがゴツゴツした岩道なので固めの登山靴がオススメ。状況次第ですが風向きによっては中岳方面に行くのは控えた方がいいでしょう。
- 難易度
感想コメント
紅葉シーズン到来!!ということで高岳に登るべく、夜発でまずは道の駅“阿蘇”に向かう。
早朝、仙酔峡の駐車場に到着。準備をしながらこれから登るルートを目で追う。ガスっていて視界が悪く一切の展望が無かった前回とは大違いだ。登山者は少ないが天気もよく登山日和。最高~!!!
仙酔尾根は全体的に岩の上を歩く感じなので靴底は固い方がバランスを崩しにくく登りやすい。振り返ると駐車場が小さく、停まっているウチの車が親指に隠れてしまう。日陰に入ると急に風が冷たく感じる。中間地点で小休止と同時にソフトシェルを羽織る。レインウェアでももちろんいいが、防風性と適度な保温があるソフトシェルの方がこうゆう時は便利だ。
高度感を感じながら登っていくと分岐があり、一気に視界が広がる“高岳火口”に着く。分岐を右に向かえば高岳だが、前回行けなかった左周りから“月見小屋”に向かうことにした。
登り切るとほとんど日蔭がなく、風も弱まるとソフトシェルが今度は暑い。状況によって着たり脱いだりは登山の基本。面倒臭さがらずザックに押し込み、虎が峰と鷲が峰を見下ろしながら進む。“天狗の舞台”を通ると目の前にゴツゴツ感丸出しの“根子岳”がよく見える。
分岐に従って歩くと“月見小屋”に着き、ここで昼食。ちょうど分岐から半分くらいかな。急いではいないのでマッタリ時間を過ごし、出発。“中岳(1506m)”に行ってから登り返して阿蘇最高峰の“高岳(1592m)”に到着。展望も最高で前回のリベンジも果たせてとても満足。
そして仙酔尾根の下りが一番の核心だったことを知るのであった。
後日談・・・
高岳は成層火山で形成している山のため、樹木がない。つまり紅葉があるわけない。この紅葉ド真ん中に登らなくてもよかったと次の休みに後悔するのだが、この時はあまりの天候の良さに満足していて気が付かなかった。トホホ。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。