二百名山難峰 和名倉山 ついでに笠取山

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2011年06月21日 (火)~2011年06月21日 (火)
メンバー
天候
くもりときどき晴れ
コースタイム
一ノ瀬キャンプ場(5分)将監峠林道入り口(50分)牛王院平(5分)山の神土(90分)二瀬分岐(10分)和名倉山山頂(80分)山の神土(30分)唐松尾山頂(40分)水干尾根分岐(15分)笠取山山頂(10分)水干尾根分岐(25分)黒エンジュ分岐(30分)中島川橋(20分)一ノ瀬キャンプ場
コース状況
山の神土から和名倉山は踏み跡不鮮明カ所あるも赤テープを頑張って探すと迷わず行ける
ガイドブック等には二瀬分岐分かりづらいとあるがすぐ分かる
山の神土~唐松尾山はガレ沢横断が数カ所あるので足下注意
難易度
Google Map

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感想コメント

単純往復だけで10時間以上のコースタイムが計上されている和名倉山(別名:白石山)をどこまで短縮できるのかトライしました
余力があれば笠取山まで縦走も組み入れたかったので走ったのは基本的に下りのみです
将監小屋への林道からそれる分岐は小さい道標ですが主張していますのですぐに分かります。ただ、そこからの登りが仕事道と交錯していて油断すると変なところに連れて行かれます。基本的に踏み跡の明瞭な方、北の方角を意識すれば問題ありません。
そこから先は、正直道に2回迷いました
帰り道から見ると問題なかったのですが……
最初は東仙波です。西から北へ90度曲がる登山道ですが、カバアノ頭という目立ったピークを東仙波だと誤認して進んでしまいすぐに戻って尾根を下ったのですが明らかに踏み跡がなく、GPSを起動してやや西寄りにある正規ルートに復帰しました。
次は八百平です。ここは少し開けていてフラフラと広場のまんなかに行ったら行く道を見失いました。北に詰めれば自然と尾根が細くなるのでなんとかなりましたが、ここは広場を右手に見ながら西ぎわを直進すれば問題ないです。帰りに正規ルートを見たらテープ5本くらい付いていました。
東仙波から先は山仕事のワイヤーが沢山落ちてます。ほどけて針金の束になってるのが一カ所ありました。転んだり突っ込んだりすると怪我をします。植生で隠れてるのもあるので足下に気をつけてください。
和名倉山に直角に曲がる二瀬分岐は三つくらい道標があり、すぐに分かります。
そこから頂上へのトラバースルートはいろんな道が交錯していてボケっとしてるとすぐ迷います。帰りも同じところを通れるようにしっかりポイントを記憶しておくべきでしょう。
ルート上は火災や伐採の後の二次林が若々しく、すごく開けた部分が何カ所か有り、気持ちの良い登山道でした。
山の神土まで戻ってきたときに既に3時でしたが気合いで縦走しました
二つしか持ってこなかったパワージェルも底をつき、フラフラになりながらピークを極めました。登山道はまったく問題ないです。
水干尾根分岐の結構手前に笠取山への分岐点があったようですが下ばかり向いていたせいか完全に見逃しまして、道標を見て愕然としました。
時間も無いので止めようかと思いましたが地図を見れば真ん前のピークを超えれば最短距離で登山道に復帰できるとわかり、無理矢理ショートカットしました。皆同じ考えのようで途中から踏み跡ばっちりです。ガイドブックを読むと多摩川源流の水干を通っていった方が趣深いように思います。時間のある方はそちらのルートでどうぞ。
下りはかなり幅のある登山道で走ればタイムを相当短縮できます。しかし、もう体力が無く半分以上歩きました。

フォトギャラリー

極上のトレイルが数カ所

林道入り口

牛王院下、七ツ石尾根分岐

将監峠への林道は広い

牛王院平手前に鹿ネット三カ所くらい有り。開閉はヒモを結んでしっかり管理しよう

牛王院平

山の神土

和名倉ルートに入った途端シカ!

リンノ峰あたり

西仙波手前

雲取山はガスの中っぽいです

山仕事のワイヤー残置が多い

イイ岩の尾根

シャクナゲまだありました

二瀬分岐。わかりやすいでしょう。

全く眺望のない和名倉山頂上

唐松尾山手前のガレ沢

笠取山山頂

帰りは沢が2カ所くらいあって気持ち良いです

おまけ

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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