金剛山&一本松山~予定変更で芸術の道を行く~(神奈川県)

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投稿者
浅見 直紀
さいか屋藤沢店 店舗詳細をみる
日程
2014年12月10日 (水)~2014年12月10日 (水)
メンバー
天候
晴れ~薄曇り
コースタイム
JR藤野駅 →(35分)→ 芝田地区分岐 →(40分)→ 天神峠(金剛山遊歩道入口) →(20分)→ 金剛山 →(10分)→ 芸術の道合流点 →(60分)→ JR藤野駅
コース状況
高倉山は遊歩道閉鎖中。

金剛山は北斜面に霜柱と落ち葉と下に隠れた木の根&石という、滑り易い状態
難易度
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感想コメント

「好奇心は猫を殺す」とはイギリスの諺だが、実際問題、猫だけではない気がする。

今回チョイスしたのは、芸術の道を核にした里山ハイキング。遊歩道に点在する、アーティスティックな作品を愛でつつ、のんびり歩こうと思ったのだ。その為に何点か見たい作品を事前にピックアップし、登山口その他の情報を集めるだけ集めた。
○○会会長(我が店を本拠地とする山好きの集まり。その首領)に紹介したら「素敵っ!もらった!」と、嬉々として次回山行に奪われてしまった。今回は奪われたとは言え紹介した手前、事前調査も兼ねている。なのにまさかの事態が待ち受けているとは、駅に降り立った時点で予想どころか想像すらしなかった。

藤野駅を出て甲州街道を左手へ進む。少ししたら右手の坂を下った所に日連大橋が見えるので、渡る。駐在所が三叉路に出て来るので、一番右の道を行く。もう一つの橋を渡ってひたすら真っ直ぐ進む。すると芝田地区へ向かう分岐にぶつかり、左折して芝田方面に向かって高倉山という場所へ向かう。ハズだった。確かにそのハズだった。

ここに一帯の案内板があるのだが、その隣に真新しい立札があった。何気なく見やって、思わず「えぇっ!?」と声を荒げた。

赤く塗られている箇所の通行止めを実施する。

それ即ち、高倉山への全ての登り口の封鎖を意味していた。うっそ!?事前の下調べでもそんなことはどこにも無かったのに・・・!!

思わず orz となりそうだったが、目の前には芸術の道が伸びている。高倉山へは行けないかも知れないが、金剛山へは行けるのだ。そして始めるコンクリ歩き。時々出て来るアートに励まされ、なんとか天神峠まで行けた。アートの傍には解説プレートがあるので、その言葉の意味を考えながら行くと結構楽しかった。

天神峠から金剛山へ。最初は階段歩きである。体が温まる頃、稜線へと飛び出す。見晴らし台となっていてベンチもあるが、そこまでの展望は無い。

そこから暫く行くと山頂だ。こちらは少し展望があり、里山風景を一望できる。じっとりかいた汗が冷えないうちに下山開始。北斜面を行くのだが、結構急な上に霜が解けておらず、落ち葉と木の根と小石のコンボでかなり滑り易い。意に反して速く下山してしまった。芸術の道へと合流し、北に向って道なりに進めば駅に着く。しかし、この段階でまだ午前中の早い時間帯。小粒な刺激が欲しい。

そこで一本松山に登ることにした。本来はこの山の脇に走る道を行けば平穏無事に済むのだが、そこは何と言うか、「そこに山があるからだ」的な発想で。

入ってビックリ。しっかり地図読みしないと、道迷いはしないが、予定外の場所に出されること間違いなしな山であった。分岐がちょこちょこ出て来る上に、どっちとかそういう指標は無い。A16とか、そういう記号だけだ。まぁ、無事に出られたので良しとする。

で、今度こそ住宅地を抜けて駅へ向かった。途中で会った街の人に「まだ早いし、どこか行くんでしょ?」と言われ、「高尾の方に戻って登り返すつもり」と見栄で応えたことが印象的である。結果は・・・・ごめんなさい

フォトギャラリー

「FLORE FAUNA」 “昆虫の様なもの”らしい

りんりんだな。鈴は無いけど

駅を出て左手に進み、ここを右折。

裏丹沢になるらしい

ここを右折してひたすら真っ直ぐ

なにぃ!?

「山の目」。強烈な視線

天神峠の遊歩道入口。

暫くは階段。滑る

金剛山山頂。見晴らしは良い

一本松山への登り口

一本松山山頂。展望も無い

この橋を渡って道なりに。藤野駅前の通りに出る

名前が外されていたので不明

「緑のラブレター」。この山に行くはずだった・・・

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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