大阪近郊の山⑫　泉州小富士山

泉州小富士山（せんしゅうこふじやま・260ｍ）は背後に粉河街道凹所をふさぐようにして立つその姿は、均整もとれたことから、「富士」の名が入れられたといわれています。　山頂からの眺めもすばらしく、ふもとの稲倉池とともにハイキングやゴルフなどレクリエーションとしてもに親しまれています。
水呑地蔵尊から登る道はミニ西国三十三カ所観音霊場巡りの急な石階段に始まり、階段が途切れると、急な尾根道が待っています。すぐに終わる山といえどもなかなか汗が出る山ですが、頂上からは関空も見え、いい山です。今回は往復ではなく、南尾根を降りたため、 全山岩肌を剥き出すアルプスのような縦走路を下りました。今の季節だから歩けますが、やや藪のような箇所もあり、標高からしても夏場は無理でしょう。