登山学校実技講座 ~御在所岳で読図・ナビゲーション登山~
- 投稿者
-
スカーレット (おとな女子登山部)
センタープラザ神戸本店
- 日程
- 2015年04月26日 (日)~
- メンバー
- 井坂ガイド、保田ガイド
添乗員 城野(四日市店)
18名のお客様(内8名はおとな女子の方々です) 計22名
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 日帰り 3時間30分(読図している時間を含まない)
ロープウェイ湯の山温泉駅-(20分)-裏道登山口-(20分)-分岐-(40分)-中道合流地点-(30分)-地蔵岩-(20分)-キレット-(1時間20分)-山上公園
※常に現在地の把握をするために、読図のヒントになる建物・地形・川・分岐を見つけるたびに
地図で自分の位置を確認。そのため、コースタイムはおおよその歩行時間を予想し記述。
- コース状況
- 2週間前の9合目あたりの残雪はきれいになくなっていました。
危険個所はキレット、頂上の手前の急登。
足場をしっかり確かめながら岩場を登る、下りることで安全に。
- 難易度
感想コメント
登山学校実技講座に添乗員として同行させていただきました。
「現在地把握」を重要なポイントに置いての読図実技講座。
・目印になる建物、鉄塔、川と自分の位置関係
・これは谷(沢)?尾根?
・小屋、トンネル、土がけ、岩がけ、岩マーク
・右岸、左岸(上流から下流を見て)どちらにいる?
・歩いている道の変化に敏感になる(突然の急登、トラバース、コル)
・特長的な地形を同定する。(南の深い谷はどれにあたる?北の小さなピークは1004m地点?)
・進みたい方向のピークはどの方向にある?(プレートコンパス活用法)
自分の場所を知るためのヒントが、地形図にこんなにあるのか!という驚きの連続。
井坂ガイド、保田ガイドの分かりやすい説明のおかげで、
地図を見るときの視点がかなり増えました。
これから山に行く際、事前準備が大切だと気づかされました。
磁北線を引く→自分の歩くルートを確認(マーカーで引くのもgood)
→高低差、ルート上で急なポイント把握→周囲の特徴的な地形・目印確認
当日は、頻繁に地図を開くことで、等高線の間隔が狭い場所では
30分で自分がどれくらい進めるか?などペース配分もつかみやすい。
とにかくいろんな山での実践・継続が大切だと感じました。
お花もたくさん見られました。
・アカヤシオ 6~8合目が満開
・バイカオウレン(実)
・ショウジョウバカマ
・タテヤマリンドウ
・ミツバツツジ
GWにはアカヤシオが9合目~頂上で満開になりそうです。
みなさまもお山の春を見つけにいってください(*^^)
今回参加いただいたお客様とは大学時代の部活の裏話や、どんな山に登ってみたい!
山ごはん作ってみたい!最近のお山事情など、
なかなか普段できない話ができ、楽しい時間を過ごせました。
もっと快適で楽しい。また来たい!と思っていただけるツアーを目指してまいります。
またのご参加おまちしております。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。