白馬岳 主稜

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投稿者
サイド 真博
名古屋栄店 店舗詳細をみる
日程
2015年04月27日 (月)~2015年04月28日 (火)
メンバー
横浜西口店 城戸
天候
快晴
コースタイム
コース状況
二股~猿倉間の道は開通しているので猿倉からのスタートになります。
猿倉荘はまだ開いてなく、トイレも使えないので注意!

日中は気温が高く、沢地形での落石・雪崩リスクが高いのでなるべく早い時間帯での行動を心がけます。
難易度
Google Map
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感想コメント

残雪期のバリエーションルートの定番、白馬主稜に行ってきました。

主稜下部は融雪が進み、所々岩が出ていたりクレバスが出来ていてルートファインディング力が問われました。

標高2000mあたりからはっきりした稜線になり、雪稜歩きが始まります。
雪が無くハイマツ帯やザレた所の通過もあり、雪もかなりやわらかいので悪そうな所ではロープを出しました。

標高2300付近の小ピークにテントを張り初日の行程は終了。標高2500付近にもテン場にできる場所が2、3か所ありました。

2日目はひたすら雪稜歩き。日の出と同時に融雪が始まるので、出発はなるべく早い方が歩きやすくて良いです。
山頂直下は最大斜度70度ほどの雪壁になっていて、ここではロープを出しました。
先行者のトレースがありそれほど苦労はしませんでしたが、雪が緩いのでしっかりキックステップで登って行かないとズルズルと落ちてしまいます。

山頂は雪が無くここでアイゼンを外し、帰りは大雪渓をグリセードやシリセードで駆け下りました。



今回は全行程をシングルアックスで抜けましたが、ダブルアックスの使用をお勧めします。

日中は気温が高くかなり汗をかくのでハイドレーションシステムは必須です!

フォトギャラリー

主稜へ

杓子岳。よく見るとシュプールが!

山頂直下の雪壁

遠くは霞んでいましたが北アルプスは一望できました

登ってきた主稜

大雪渓

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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