初めての沢にどうでしょう?表丹沢 葛葉川本谷

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年05月29日 (金)~2015年05月29日 (金)
メンバー
天候
曇り時々雨
コースタイム
葛葉の泉(30分)横向ノ滝(15分)板立ノ滝(40分)大平橋(30分)富士形ノ滝(40分)三俣(45分)終了点(20分)三ノ塔尾根(10分)三ノ塔(70分)葛葉の泉
コース状況
特に危険な箇所はありませんでした。

本谷で一番難しいのは板立ノ滝で、直登する場合はザイルで確保した方が良いです。
下部は簡単ですが、上部が難しいので、特に初心者の方は気を付けて下さい。

詰めは早めに左の三ノ塔尾根に上がった方が良いでしょう。
あまり行きすぎると、ガレガレの落石多発地帯になります。
詰めは15分~20分ほどで終わります。
難易度
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感想コメント

最近は暑い日も多く、沢登りに適した季節になってきました。
ただし今回の葛葉川本谷遡行は天候がイマイチで、雨も時々降っていました。

詰めてからの稜線上はかなり風が強く、台風でも近づいているんじゃないの?という感じでした。
登山者の方も少なく、あまりの風に半袖では寒かったです。

でも沢は楽しかったです。単独で遡行するにも、危険な箇所はあまりないので楽しめました。
滝はほとんどが直登可能で、巻き道もしっかりしています。
初めて沢をやる方にもお勧めの沢です。

遡行時間も通常3時間から4時間ほどなので、時間が短いのも良いですね。
途中で林道が横切っているので、ここで遡行終了とすることもできます。
林道が横切る箇所で、楽しい所はほとんど登り切っていますしね。

本谷で一番難しいのは、板立ノ滝です。直登はそれなりに緊張感があります。
高さは8mほどで、下部は簡単ですが、上部が難しいのでザイルを使用しましょう。
残置支点があります。また巻き道もあるので、難しそうだったら巻きましょう。

それ以外の滝は難しくなく、快適に楽しめます。
また水量がやや多いせいか、ヒルを見ませんでした。

フォトギャラリー

入渓点は橋が目印です。

最初は堰堤を巻きます。

最初の滝です。右から巻けます。

どの滝にもしっかりとした巻道があります

ゴルジュの中の滝。ここも簡単です。

突破は難しいので、右から巻きました。

横向ノ滝は高さがありますが、簡単です。

本谷で一番難しい、板立ノ滝です。直登は乾いた右側です。

この滝も簡単です。

橋の手前にある、3段の滝です。

橋を過ぎて、富士形ノ滝まで来ました。ここも突破は容易です。

三俣です。左に入ります。

水が少なくなってきました。

ガレ地帯まで来ました。もっと手前で詰めてもいいです。

振り返ると秦野市街が見えます。

さあ、詰めです。

登山道に出ました。

三ノ塔は悪天候。風が強いです。

葛葉の泉に下山しました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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