マルチの洗礼…明星山クライミング

想像をはるかに超えたスケールの壁が目の前に飛び込んできました。

夜中ずっと走り続けていたので眠気が残っていましたが、それを吹き飛ばすほどの
圧倒的な存在！！

今回は、『直上ルート　6P　5.10a』と『マニュフェスト　10P 5.11a』をやることに。
＜1日目＞
1P目　5.9　田中リード
コーナーを登るルート、脆い岩をホールドにして登る。

2P目　5.8　田中リード
左上トラバースピッチ。基本ガバばかり。

3P目　5.10a 戸田リード
核心は薄かぶりをパワームーブで越える初っ端。脆さは比較的少ない。

4P目　5.8＋　戸田リード
草付きピッチ。プロテクションは細い灌木か不安定なクラックから。

5P目　?　平田リード
ここにきてラインがかなり不明瞭。今まで残置ピトンもあったが、無くなる。
本当にこのライン？といった感じで突き進むがしっくりこない。

6P目　？　平田リード
引き続きラインが不明瞭。下降の為に登った感じです。

非常に脆い印象を受けた明星。


＜2日目＞
1P目　5.10a 戸田リード
後でわかったが取り付きをミス。もう少しガレ場を上がる必要があった。ラインを間違えたので草付きゾーンへ。砂利が堆積。草付が多いのでスリングを巻いてプロテクションは豊富。トポと違うところで1P目終了。

2P目　5.10b 戸田リード
ラインが合流した為か、安定した岩が続く。本当の1P目終了点前のスラブはバランシーで
面白い。（本来の1P目終了点で終了）

3P目　5.11a　戸田リード⇒田中へ交代
5.11aとは思えない悪さ…。核心を越えてもしびれるパート満載。

4P目　5.10b 田中リード
『JADE』の4P目？『マニュフェスト』に戻れないか探るものの不可能と判断してそのまま登る。
田中くんが登りきったところで時間切れ。下降に移る。

今回は個人的にはシューズの選択ミスが否めなかった。石灰岩との情報を得ていたため、
備中のイメージが強くフリクション重視+サイズの小さいシューズを持って行っていたが、
逆にあだになってしまった。