白馬三山 テント泊

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投稿者
辻 まい
日程
2015年08月10日 (月)~2015年08月11日 (火)
メンバー
辻 まい
天候
二日とも晴れのちくもり
コースタイム
猿倉荘 ---(60分)--- 白馬尻小屋 ---(240分)--- 白馬岳頂上宿舎 ---(35分)--- 白馬岳 ---(25分)--- 白馬岳頂上宿舎 ---(70分)--- 杓子岳 ---(60分)--- 白馬鑓ヶ岳 ---(20分)--- 鑓温泉分岐 ---(150分)--- 白馬鑓温泉小屋 ---(240分)--- 猿倉荘
コース状況
・無料の猿倉駐車場(70台)に駐車
・大雪渓はほとんどの方が軽アイゼンを付けていました。落石も多く、やはりヘルメットがあると安心です。
・小雪渓は秋道に誘導のため雪上は通りませんでした。
・大雪渓の終了地点~葱平まで、落石多発地点のため、座って休憩することは禁止です。誤って落石を起こしているのも見かけましたので、特に注意が必要です。
・白馬鑓温泉上部の岩場は滑りやすく、最近も滑落事故が起きています。ストックをザックにしまってしっかりと鎖につかまって下りました。温泉からの下りも少し崩壊している部分があり注意が必要。短い雪渓を3度通過しました。

登山届:村営猿倉荘
トイレ:村営猿倉荘、白馬尻小屋、白馬岳頂上宿舎、白馬山荘、白馬鑓温泉小屋
水場:村営猿倉荘、白馬尻小屋、白馬岳頂上宿舎、白馬山荘、白馬鑓温泉
難易度
Google Map
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感想コメント

憧れの白馬岳!大雪渓!!ついに行ってきました。

北アルプスでの単独テント泊は初めてで、ドキドキ&わくわくしながら大阪から5時間のドライブ。
一日目は朝5時に猿倉の駐車場を出発しました。

大雪渓に到着すると、たくさんの登山者でいっぱい。そして雲ひとつない青空!
アイゼンを装着していると、「日頃の行いと山の天気は関係ないからね、よかったね」と近くのお父さんに突然声をかけられました。

大雪渓は、噂どおりとても涼しくて、気持ちよくて、楽しかったです。
あっという間の2時間を登りきると、ここからは葱平まで落石多発地点です。休憩なしで登る登る・・・
実際、石を落としてしまう方や、滑ってこけている方を見かけましたので、とても気をつかいました。
葱平から先は、登山者もまばらになり、歩きやすくなります。
可愛いお花もたくさんで、にこにこしながら歩きました。

頂上宿舎まで到着してまずはテント場の確保、そしてアタックザックで白馬岳頂上へ。
ちょうどガスがかかってしまってしまい、展望は×でした。翌日に期待して、この日はテント場でのんびりしました。
頂上宿舎の売店はジュース類がほぼ売り切れで、仕方なく(?)ビールをいただきました。
夜中に目が覚めると、満点の星空!でもめっちゃ寒い!!
ダウンやフリースなど防寒対策は、しっかり持っていきましょう。

テントを片付けて、ご来光を見るために暗い中出発です。
風もありましたので、フリースの上にレインウェアを着ていきました。
稜線に出ると、素晴らしい展望で、ザックの重さも忘れてしまいます。
あっという間に杓子岳、白馬鑓ヶ岳へと縦走しました。

白馬鑓ヶ岳から先は、不帰ノ嶮(かえらずのけん)へと向かう人が多く、いつかは私も行ってみたいなと思いました。
鑓温泉分岐から先は、またまたお花畑が広がります。
ここで雷鳥の子どもを見つけ、しばらく写真撮影。このおかげで時間がおしてしまい、このあとほとんど休憩ができませんでした…

鑓温泉の上部の鎖場は、本当によく滑るので慎重に下りました。
温泉に到着すると、白馬岳で見覚えのあるテントを数張り見つけました。
ここで二泊目するんやな~とうらやましく眺め、外から丸見えの露天風呂もチラッと見ました。
一応、混浴のようですが、やはり男性しか入ってなかったです。
夜は女性専用になるそうなので、次はぜひここで泊まってみたいです。

温泉から先は、ほとんど展望もなく、長くて辛い下り道が続きました。
途中から同じペースで歩いていた方と、しんどいしんどい言いながらひたすら下りて、
温泉から三時間以上かかって林道にたどり着きました。

白馬岳は北アルプスデビューにぜひおすすめしたいです!
お帰りの際には好日山荘白馬店限定の「村男Ⅲ世」グッズを手に入れるのをお忘れなく☆

出発時刻: 05:04
到着時刻: 15:04
合計時間: 34時間0分
合計距離: 21.52km
最高点の標高: 2903m
最低点の標高: 1215m
累積標高(上り): 2397m
累積標高(下り): 2415m

フォトギャラリー

晴天の大雪渓

お猿さんも登っています。

お花畑

頂上宿舎に到着

白馬岳山頂

テント場は大賑わい

満点の星空

夜明け前の白馬岳

剣岳がかっこいいです

槍ヶ岳が赤く染まる

これから向かう稜線

雲海を見ながら

杓子岳山頂

白馬鑓ヶ岳山頂

鑓温泉分岐下のお花畑

コマクサと雷鳥さん

ハクサンコザクラの群生地

鑓温泉上部の危ない岩場

鑓温泉のテント場

雪渓を下りる

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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