剱岳 源次郎尾根
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2011年08月29日 (月)~2011年08月31日 (水)
- メンバー
- 天候
- 晴天
- コースタイム
- 1日目
室堂==(2:00)==>剣御前小舎==(0:30)==>剱沢キャンプ場
2日目
剱沢キャンプ場==(1:00)==>源次郎尾根取付==(2:40)==>Ⅰ峰ピーク==(0:30)==>Ⅱ峰ピーク==(1:30)==>頂上==(1:20)==>前剱==(1:30)==>剱沢キャンプ場
3日目
剱沢キャンプ場==(0:40)==>剣御前小舎==(2:00)==>室堂
- コース状況
- 今回剱沢雪渓は安定しておりアイゼンがなくても歩行できましたが、必ずアイゼンを携行するようにしてください
源次郎尾根の取付きは三角の大きな白い石があるのでわかりやすい
30mの懸垂下降があるのでロープは8ミリ30メートルロープを2本用意する必要があります
懸垂下降の失敗は致命的、しっかりと練習したい
懸垂下降の準備時間や待ち時間も考えてコースプランを立てる必要があります
- 難易度
感想コメント
4:30に剱沢キャンプ場を出発したが、源次郎尾根の取付きより最初の大岩で、大学生の登山研修大パーティーの後続を40分ほど通過待ち。少し時間をロスしてしまう。
その後、ハイマツ帯の登りが続くが、思った程のヤブ漕ぎではなかった。はるか彼方にあったⅠ峰はみるみるうちに近づいてくる。ここから先は右手に八ツ峰の感動的な風景を眺めながらの登りとなる。
Ⅰ峰のピークを過ぎるとすぐに下降。Ⅰ峰とⅡ峰のコルからⅡ峰ピークまでかなり厳しいかなと思ったが、見た目ほど厳しくなく20分程でⅡ峰のピークへ。
Ⅱ峰ピークから少し行ったところに懸垂下降の支点がある。懸垂下降の際、開始時は緊張するがその後は順調であった。途中ロープが引っかかっていたので、修正しながらの下降となった。思い切ってロープを投げないといけないなぁと反省・・・
核心部を過ぎると、すぐにハーネスを脱ぎ、最後の尾根歩きとなる。1時間半程で山頂に到着!
快晴で後立山連邦もくっきり見えた。近くには、数ヶ月前に上った赤谷山や猫又山も見えて、シミジミした。下山は別山ルートをとり剣沢キャンプ場に戻った。
好天にめぐまれた素晴らしい山行であった・・・
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