関西　花の山(29)　砥峰高原と峰山高原～ウメバチソウ・リンドウ

砥峰高原（とのみねこうげん）と峰山高原（みねやまこうげん）は標高800～1,000mの関西有数の高原地帯で太田池と合わせて大河内高原を形成します。砥峰高原には広大なススキの草原が広がり、ノルウェーの森や平清盛などのドラマ撮影に使われていて知名度が抜群です。峰山高原は山々に囲まれたなだらかな高原でこちらはクヌギやナラの林が広がります。山としては暁星山（ぎょうせいざん・1077ｍ）と夜鷹山（1056ｍ・よだかやま）と峰山（みねやま・1038ｍ）と砥峰（とのみね・972ｍ）がありますが、暁星山と夜鷹山は展望が良いので登られる方はいらっしゃいますが、砥峰は展望がなく、峰山はあまり登られてないようです。今回は暁星山と峰山高原～砥峰高原を往復してきました。峰山高原は紅葉の樹林帯、砥峰高原はススキの草原と感じの違う高原で特にしんどい感じではなく、いいハイキングコースでした。午後になると逆光で光るススキが見れますので、秋は午後から散策に入るといいでしょう。この時期はススキに隠れてリンドウ・ウメバチソウ・センブリが見られます。