石割山でＹＡＭＡＧＯＨＡＮ(山梨県)

「焼肉しようぜ！」という〇〇会会長の大号令のもと、石割山に白羽の矢が立った。チョイス理由は、コースタイムがかからない、富士山が見える、山ごはんがしたい、の3本。

駐車場から石段を登るド直球の王道コース。石割神社まで普通のスニーカーで登れる程に整備されているので、鼻歌交じりだ。半分以上は石段。この石段の数は403段だが、駄弁っていると終わったのでそんなもんかなぁ・・。紅葉はピークを過ぎた辺り？その後はダラ・・ゆっくりと進み、石割神社へ。

石割神社では3回くぐるとご利益があるらしいので、ぐるぐるときっちり3回行った。足のサイズがある人は横向きだと引っかかるんじゃ？という幅。悪い事をすると岩石サンドイッチの刑を食らうらしいのだが・・・。私は・・・黙秘権を主張します。えぇ。

この神社で8合目なので、アッと言う間に山頂へ。それまでの道は段差はあるものの、概ね優しい。山頂は富士山が見える山に必ずと言って良い程に眺望が自慢のはずだが、この日は生憎の曇り空。しかもかなり厚い雲。最初からそこにあるのか疑わしいレベルで見えない。そんな日もある。大丈夫。

で、来た道を引き返す。トレーニングで走っている団体(登り)にすれ違い、そして追い越される(下り)ということを繰り返す。気持ちはすごく解る。走りだしたくなるような、平和な道なのだ。ダラ・・・ゆっくり進み続けて、階段に入る前の広場で調理開始。

本日のメニューは、焼き肉(牛・豚)、冷麺、わかめスープ、サツマイモとリンゴのおやき。私はスープ担当なのですぐ終わった。

・・・・・やること・・・無い・・・だとっ・・！？

速攻で冷えていく体。気温6℃+風は伊達じゃない。化繊インサレーションとソフトシェル着込んで耐えた。

焼き肉も冷麺も、おやきも美味かった。肉は会長のお眼鏡にかなう品質で、冷麺は「何も印が無い」所のもの。それにしてもまさか、あの「お湯で溶かすと大変身する有名なジャガイモ系お菓子」をおやきに用いるとは恐れ入る！我がわかめスープは、これでもかとわかめを入れたので飲み物の枠をはみ出て食べ物になった。ぎりぎりアウトだろう。ダメかぁ。

石段を下ればすぐに駐車場だ。さっきまでのダラ・・・ゆっくりペースとは打って変わって、すいすい進んだ。まだ早かったので、ハンモックを吊るしてみたりしたのだった。


追記。ハンモックも使い方次第では、立派な拷問具になることをここに記しおこう・・・。