経ヶ岳　福井最高峰

本当は三ノ峰に行く予定でしたが、冬季閉鎖を失念していて、ゲートが閉まっているのを見てからようやく気付いたドジっ子ふたり。

荒島は二人ともお腹いっぱいだったので、経ヶ岳に変更しました。

自然保護センターから少し上に行くと、登山届ＢＯＸがあり、さらにその少し上に登山口があります。
登山届を出してから登山口までの舗装道が存外きつく、心拍数をあげるのにいい感じです。
基本的には日当たりが良く、快適な道が続きます。
保月まで上がると、これから踏むピーク、杓子と中岳がはっきり見え、下界の見通しもそこそこあるので非常にいい休憩ポイントになります。経ヶ岳はまだ見えず。ここでアミノバイタルを補給しておくことをオススメします。

杓子に登り返す時に一カ所注意ポイントがありますが、ロープがあるのでそれを手掛かりに降りればすんなり下れます。
岩のほうもホールドがあるので、土で汚れたくない、かつ多少クライミングが出来る方はそっちでも十分にクライムダウンできます。

それを超えて少し歩くと、雪が出てきます。
凍結はしていなかったのでアイゼンは出しませんでした。
傾斜は急になってきて、少々しんどくなってきます。
足元に注意しながら行きましょう。

そんなこんなで杓子につくと、経ヶ岳がばっちりそびえて見えます。
ついでに、かなりの登り返しがある事実も目の当たりにします。
同行者が心折れそうになっていたら励ましてあげましょう。

ここから中岳まではすぐで、10分で到着します。
気持ちのいい稜線歩きで、氷が張っているところを踏みしめた音がたまりません。滑らないようにきをつけて歩きましょう。
景色は杓子のほうが良いです。山頂までの最後の休憩はどちらかお好きなほうでという感じです。
中岳から経ヶ岳までは50分ほどで行きましたが、一度下る道がまた急で慎重を要するので、歩きなれていない方はここからかなり時間がかかると思います。
ふわふわで固まっていない雪道が登りに変わってからも続き、かつ結構な急登なので、夏を知っていても堪えると思います。

しかしその分山頂からの景色は格別。
手前は大野市から、奥の福井市、荒島岳や白山、赤兎方面まで、どこを向いてもおいしいです。

コーヒーも最高でした。サーモスにお湯を用意してきてほんと良かった。