東北の沢 朝日連峰 八久和川

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投稿者
高野 優
池袋西口店 店舗詳細をみる
日程
2010年09月02日 (木)~2010年09月02日 (木)
メンバー
瑞穂店 高野・友人1名
天候
晴れ
コースタイム
1日目 八久和ダム林道終点(10:00)~フタマツ沢先の渡渉点(13:45)~入渓点(14:30)~芝倉沢手前(16:20)
2日目 芝倉沢手前幕営地(6:50)~栃ノ木沢出合(8:05)~大岩沢出合(11:50)~岩屋沢出合(16:00)
3日目 岩屋沢出合(7:40)~呂滝(10:00)~中俣沢出合(11:50)~狐穴小屋(16:50)
4日目 狐穴小屋(7:20)~以東岳(8:50)~大鳥池(9:50)~大鳥小屋(10:30)~泡滝ダム(12:30)大鳥登山口バス停(15:40)
コース状況
フタマツ沢先の渡渉点は沢への下降点が少々分かりづらいので注意が必要。
上部は雪渓が残っている場合も多いようだが、今回は全く無かった。
水量もほどほどで遡行条件は良好であった。
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感想コメント

長く、美しい東北の銘渓。
今回は全行程3泊4日であったが、釣りを楽しみながら4泊の行程がお勧め。
中俣沢出合の少し手前まで岩魚の姿が見えた。
下流は河原歩きと泳ぎ。
上流、中俣沢からは傾斜が増して滝の登攀や高巻きを強いられる。
長く、支流も多いため降水量次第で沢は手がつけられない様相になると思われる。
計画を立てる際は日数、エスケープ等を十分に考慮する必要がある。
天候に恵まれれば、美しい自然に感動し、忘れることのできない沢旅になる事は間違いなし。
下山の際は、沢を去るのが寂しいくらいだった。
緑あふれる森と豊かな水、やはり日本の山は素晴らしい。

フォトギャラリー

八久和峠を越えて林道終点までタクシーで入れる。

下流は水量が多い。

足が付かない。肩まで水につかる。

小さな岩魚。

長い沢です。

申し分のない天気。

ゴルジュ。

水量が多くなかった為、どの滝も簡単に突破できた。

巨大岩魚がひそむという呂滝。滝自体は大きくないが、その存在感は群を抜いている。恐くて近づけない。右岸より高巻き。

15mの滝。

左岸より高巻き。

上部に連爆帯を望む。

連爆帯。いよいよ大詰め。

グイグイ高度を稼ぐ。

連爆帯が終わると穏やかな流れになり、草原が広がっている。

源頭部のお花畑。

チングルマ。

下山日。大鳥池を望む。

釣りキチ三平でモデルとなった大鳥池。怪魚タキタロウがひそむ。

最後は長い林道歩き。それも含めて全てが素晴らしい山行だった。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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