三子山~四方草山(滋賀三重県境)

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投稿者
中村
グランフロント大阪店 店舗詳細をみる
日程
2018年12月10日 (月)~2018年12月10日 (月)
メンバー
グランフロント大阪店:中村
その他1名
天候
晴れ
コースタイム
万人講常夜燈駐車場(45分)三子山(30分)四方草山(15分)霧ヶ岳(45分)安楽峠(90分)万人講常夜燈駐車場
コース状況
霧ヶ岳からの下りは痩せ尾根で危険です。三点支持を確実に行ってください。
難易度
Google Map
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感想コメント

鈴鹿峠を起点に、鈴鹿山系の支脈である四方草山[しおそやま]へ行ってきました。

駐車場は万人講常夜燈の横に駐車スペースがあるためそこへ停めましょう。この常夜燈は、かつて江戸時代に東海道に立てられていた物で、国道一号線のトンネル開通に合わせこの場所へ移転されてきたものです。

まずは前衛峰である三子山を目指します。東海自然歩道を歩き、稜線へ入って行きます。帰りに合流する登山道と自然歩道までの分岐までは比較的安定した足元ですが、そこからはあまり人が入っていないのか、階段が崩れ斜面を直上して下降する、というのを繰り返すことになります。

三子山は3つのピークからなり、最初に南峰が出てきます。南峰の南西尾根をそのまま進むと登山道から外れるので、ピークを踏んだ後は一旦来た道を登るようにしましょう。
その後、中峰を過ぎて三子山の山頂である北峰を踏みます。このあたりから樹氷が出てきます。ここ数日の寒さを実感しました。
止まると非常に寒いので休憩もそこそこに四方草山を目指します。アップダウンが厳しいので息が上がらない様にピークを目指します。四方草山の周辺も樹氷で綺麗に彩られていました。

四方草山を後にし、霧ヶ岳、錐山へ進みます。霧ヶ岳周辺まで来ると雪は有りません。ただこの日もかなり冷たい北風が吹いていた為、ゆっくりすることはできませんでした。
安楽峠までの下りは痩せており非常に危険です。十分注意して歩いて下さい。この峠はかつて羽柴秀吉が滝川一益討伐の為に群を進めた記録が残っており、歴史好きとしては感慨もひとしおです。

安楽峠からは東海自然歩道に沿って、三子山手前の登山道との分岐まで歩いて行きます。途中、尾根筋に出る分岐が有るので間違えない様にGPS等で確認しましょう。
分岐での登りがもっとも厳しい登りになります。階段が付いているので、一歩ずつゆっくり登って行きます。分岐まで出ればあとは常夜燈までの道を下って行きます。

歩行時間は4時間強程度ですが、総標高差は約2500mになるため無理をしないようにして下さい。

フォトギャラリー

万人講常夜燈。ここからスタート

看板あります。

雪が出てきました。

ここまでくれば雪は無し

ここが非常に危険

安楽峠

この分岐注意です。右でも左でもなく真ん中の尾根へ。

最後の階段。厳しい。

登山道との合流です。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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