ビーチで夏を先取り!~日向山~(山梨県)
- 投稿者
-
浅見 直紀
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2019年05月23日 (木)~2019年05月23日 (木)
- メンバー
- Aの会
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 白州観光キャンプ場駐車場 →(160分)→ 日向山 →(115分)→ 白州観光キャンプ場駐車場
- コース状況
- 特に問題無し
- 難易度
感想コメント
前回の生籐山の折、「アタシをビーチに連れてって」と言われたのでチョイス。
集合の関係でけして早い出発ではないが、そんなことを気にせずに居られる優しい山だ。会長への愛のあるイジリ(優しい言い回し)をBGMに、一年前も登ったなぁと感慨にふける。
毛虫で封印されていた登山届を決死の思いで記入して投函し、会長らをエスコートすべく先頭で歩き出す。毛虫と格闘したことによる精神的疲労で、体力の2/3を削られていたことは秘密。
ルンルン歩き出して、本当にルンルンで居られる。良く言えば優しい、ひねくれた言い方では物足りない道が続く。優しい雰囲気の山だ。ずっと話していられる平和な道と、ゆっくりペース。良い感じだ。
「ッ!?」
矢立石に着いて、やられた!と思った。矢立石の駐車場まで車で行けないと思って居たら、数台が停まっていたのだ。しまった!これはDO・GE・ZA案件!後ろを振り向いて五体投地しようとした直後、「まぁこれまでの道も楽しかったし?」と会長の慈悲に溢れる許しを頂戴した。しかし、精神的なアレで残り体力は1/5にまで減少。
矢立石からはもっともっと優しくなる。既に疲労した自分にとって、こういう道こそが厄介だった。
「ね、眠い・・・・」
刺激が無いのだ。いえ、毛虫とか、変な刺激はありましたけどね?こうも平和だと、クるものがあるのですよ。眠気覚ましに途中で短めダッシュとかしてみたものの、余計に眠たくなる始末。なんだこの負のスパイラル。初めての経験に戸惑うばかりだった。
気付けば道はクマ笹を両側に生やすようになり、三角点に到着。そして、ついに・・・
「いえええええええい!山頂だああああぁぁぁぁぁぁ」
どうですか、文字面からも伝わるこのテンション。後ろを歩くメンバーはカメラをムービーにしている。解る。解りますよ。林を抜けると白い砂浜。照り返しが眩しく、空は青くて風が爽やか。夏だ。もう既に日向山は夏だった!そんな時にカメラを構えないことなんてあるだろうか!いや、ありえない!睡魔だってなりを潜めるというものだ。
そんなこんなで写真を撮りまくって満喫しきっていたら、結構な時間が経過していた。ご飯食べて満腹になったらまた眠たくなってきた。「我がままボディだな!」って怒られたよ。
下りは早い早い。昼寝・・・いかん本音が漏れた。早く温泉に入ってサッパリしたい一心だった。
とは言え、テンションは終始ハイ。無意識下でクールダウンを求めたのだろう、メンバーから河原へ行きたいという声があがり、駒ヶ岳神社の奥、吊り橋の下で夕涼みした。あれだけ騒がしかったメンツが嘘のように静かになる。せせらぎの清らかさに浄化されたのだろうか。そんな中、帰り際に会長が芋虫と挨拶を交わしていて、理解出来ない文化だと思った。
そこから駐車場まで10分くらい。車内は完全に30℃を突破していて、サンシェードを着けなかったことを後悔した。すっかり夏ですよ。
ちなみに、温泉は去年も利用した「べるが尾白の森」。休憩所が広くて昼寝にピッタリでオススメです♪
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