日本百名山 初夏の祖母山
- 投稿者
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本田 康之
イオンモール各務原店
- 日程
- 2019年06月18日 (火)~2019年06月18日 (火)
- メンバー
- 名古屋栄店 本田康之
他1名
- 天候
- 曇り/雨
- コースタイム
- 神原1合目の滝駐車場(30分)五合目避難小屋(70分)国観峠(30分)九合目小屋(15分)祖母山(29分)国観峠(62分)五合目避難小屋(13分)神原1合目の滝駐車場
- コース状況
- アプローチ
・マイカーは国道57号玉来から県道639号で神原地区へ。大規模林道に進み、祖母豊姫橋手前で
左上する林道を神原登山口の標識に従い進む。
・公共交通機関はありません
➀一合目の滝にトイレがある登山者駐車場があります
➁駐車場から100mほどで渓谷トレッキングコースと神原登山道に分かれます
(渓谷の滝をみたい時は渓谷トレッキングコースを進むとよいです)
➂駐車場~五合目避難小屋までなだらかに標高を上げていきます
➃五合目避難小屋には外に水栓トイレがあります
➄五合目避難小屋から急な尾根歩きになります(ここから本格的な登山道になります)
➅途中、崩れた箇所があり、応急処置の工事をしていました(階段が崩壊しています)
➆7合目付近に「いのちの水」がありますが、チョロチョロで汲める状態ではないです
➇国観峠からえぐれた登山道になり歩きにくくなります
➈九合目小屋分岐から祖母山を周回できますが、避難小屋下にオオヤマレンゲの群生があります。9合目小屋は2018年から無人化されていますが宿泊もトイレ使用も可能。水場は小屋下。
➉立ち寄り湯は竹田温泉花水木が500円(11:00~22:00:木曜休)
- 難易度
感想コメント
祖母山(そぼさん・1756m)は大分・宮崎県境にある祖母連山主峰。宮崎県の最高峰であり、日本百名山に選定されている。。
古くから信仰登山が行われていたことでも知られ、祖母山は嫗ヶ嶽や祖母嶽と呼ばれる御神体の山で健男霜凝日子社に祀られている豊玉姫は神武天皇の祖母にあたるとされ、名前の由来だそうです。
今回は百名山80座目として、オオヤマレンゲが見られるこの時期を選んで登ってきました。大阪より弾丸フェリーを利用の為、一番近い神原コースを選択します。別府港からの往復アプローチが4時間あり、帰りの温泉と食事を考えるとあまり余裕はありません。九州の山は九重以来、久々ですが、この山は最初から深い樹林帯で覆われ、山深さを感じます。5合目避難小屋とありますが、この5合目という文字に騙されそうですが、実はここから本格的な登山道で関西で言えば大峰の前鬼からの登りに近い忠実な尾根登りが続きます。森林限界のない山と聞いていましたが、そのとおり、背の高い原生林が尾根を覆い尽くして、ひたすら樹林帯の中を登るという感じでした。なので国観峠の原っぱが突然、出てきたのが新鮮でした。この頃から雨がポツリポツリしていましたが、今日はこの深い樹林帯のおかげでほぼ濡れずに済みました。
今日のメインであるオオヤマレンゲは九合目小屋下部にすぐにわかる白い花がたくさんありました。もう枯れているのもありましたが蕾もあり、開花中といったところでしょうか。大峰で見たオオヤマレンゲは目線でしたが、ここは背が高い感じで下から撮る感じになります。小屋から直接、山頂に向かいますが、山頂手前でなんとか終わりかけのミヤマキリシマも見れました。曇っていたのでうっすらとしか展望はなかったですが、山頂から他の登山口に向う登山道は一気に崖を下っている様子で急なのがよくわかります。緑の稜線がひたすら続く古祖母方面も魅力を感じますが、本州にいる限りは足を踏み入れないだろうと思いながら山頂をあとにしました。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。