雲海見えた北飛騨の安峰山

安峰山（あんぼうさん・1058ｍ）は飛騨古川市街の北東にあり、秋には古川国府盆地で発生する飛騨の朝霧が作る雲海が見られるスポットとして有名です。車で山頂まで行けますが、登山道で登っても1時間程度で登れ、初心者におすすめです。
今回、池ヶ原湿原のついでに登ってきました。
道の駅アルプ飛騨古川から見ていると、ガスが出ていて、うっすら山が見える感じで秋ではないけどもしかして雲海が見れるかもしれないと思いました。
車で行ける割には整備が行き届き、まっすぐ登らず、グネグネしながら登って行く登山道で疲れません。最初は肌寒いくらいでしたが、途中で晴れ間がでてくると、やや暑くなってきました。それでも湿度が低いので快適そのもので歩きやすい。山頂直下の8合目から先は直登で今までと違い、やや急坂になりますが、ほどなく山頂へ。すると予想通リ、雲海が広がり、浮かぶ白山が印象的です。北アルプス方面は雲海ではありませんでしたが、北ノ股岳や笠ヶ岳、穂高、乗鞍がきれいに見え、御獄だけが最後まで雲の中でした。
雲海は通常9時くらいまでとされますが、帰る頃には眼下に飛騨古川の街並みが見え始めていました。帰りはトイレがある林道方面へ下ってからトラバースで8合目で合流する道を進みますが、ここは新緑がきれいな感じです。下りは歩きやすく、すぐに下れましたが、こちらのコースはやや下草が高いところを見ると、まっすぐ8合目まで上がるコースのほうがメインなんでしょう。
思いがけず、雲海も見れてこの山は正解でした