梅雨の晴れ間にテント泊・甲斐駒&仙丈①

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投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2023年06月19日 (月)~2023年06月20日 (火)
メンバー
イオンモール各務原店 本田康之
他1名
天候
①曇り②晴れ
コースタイム
仙流荘8:05⇒北沢峠9:00
北沢峠(8分)長衛小屋 テント設営
長衛小屋(15分)仙水小屋(20分)仙水峠(60分)駒津峰(30分)六方石分岐(41分)甲斐駒ケ岳(35分)摩利支天分岐(9分)摩利支天(10分)摩利支天分岐(38分)駒津峰(26分)双児峰(53分)北沢峠(8分)長衛小屋TS
コース状況
アプローチ
・車利用は国道152号戸台口から仙流荘方面へ
・公共交通機関はJR伊那市駅からJRバスで高遠、高遠からは伊那市循環バスで仙流荘
(夏場は各方面からのバスもあり)
⇒南アルプス林道はマイカー規制の為、仙流荘から先はバスで移動

①6月中旬、今年は6月15日から北沢峠までバスが運行されます。この時期の平日は8:05が始発になり、切符売場は7:30頃に開きました。乗車用と切符用の列が2列できます。
(5:30に荷物を置きに行きましたが、14番目でした。この日は全員、始発に乗車)
土日はかなり混雑しますので、早めに列に並ぶ必要があります。
②登山者駐車場は1000円、夜間でもトイレが使えます
③北沢峠にトイレ・水場があり、小屋でジュースなど購入可能
④長衛小屋がキャンプ指定地で1人1000円。水場・トイレ・予約制シャワーあります
⑤長衛小屋~仙水小屋までは沢沿いの道、仙水小屋~仙水峠は上部がゴーロ帯
⑥仙水峠~駒津峰はやや急な樹林帯、最後はハイマツ帯
⑦駒津峰~六方石はヤセ尾根で鎖場あり
⑧六方石からは直登コースは鎖場がある岩場、巻道はトラバース気味に上部は砂場
⑨摩利支天へは巻道から派生します
⑩駒津峰から双児山は下りからの登り返しは少ない
⑪双児山から北沢峠は樹林帯の下りで長い
⑫北沢峠のこもれび山荘で売店があります
難易度
Google Map
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感想コメント

夏山前の梅雨の晴れ間に甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳へテント泊に出かけてきました。
2032mの北沢峠までバスで行けて、テント場は北沢峠から徒歩10分の長衛小屋、甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳に各々ピストンが可能というロケーションはテント泊を始める方には優しい所です。故に土日とハイシーズンは大にぎあいでバスに乗るのも一苦労なので、この時期を選択。この時期の平日は始発でも9時にしか北沢峠に着けませんので、大急ぎでテント設営し、10時前に準備完了できました。
一日目はまず、甲斐駒ケ岳へ。
甲斐駒ケ岳(かいこまがたけ・2967m)は南アルプス北端に位置する日本百名山の一つ。
伊那地方では中央アルプスの駒ケ岳と区別し、東に位置するので東駒ケ岳の名で親しまれています。鋭く尖った山容で、南アルプスでは珍しい花崗岩質の山肌は白っぽく、遠くからでもよく目立ちます。
コースは北沢峠から双児山経由と仙水峠経由がありますが、長衛小屋から仙水峠までが緩やかなこともあり、こちらのほうがやや楽に感じますので、仙水峠へ向います。途中の仙水小屋前の水が冷えて、美味しく、水はここで給水するといいです。仙水峠から駒津峰まで長い登りとなりますが、初夏の花を見ながら、ゆっくり登ります。駒津峰からは甲斐駒ケ岳を見ながらの稜線歩きですが、最後は鎖場がある直登コースですが、硬い花崗岩で浮石もなく快適に上り詰めます。鋸岳の稜線や隣の栗代山までは見えますが、全般的に雲がかかって展望は見えませんが、仙丈ヶ岳は完全にガスの中のようでまだこちらに来てよかったです。帰りは巻道経由で下降しますが、こちらは白い砂の道で燕岳のような風景が広がり、撮影ポイントがいくつもあります。時間もあるので摩利支天にも立ち寄りました。駒津峰からは北沢峠へ向けて、これも長い樹林帯の下り。双児山の登り返しが面倒ですが、思ったほどではなく、双児山から北沢峠の下りがしつこく、逆コースだと長そうな感じです。北沢峠には16時過ぎに到着、テント設営や摩利支天へのピストンがなければ、最終バスにも間に合う時間でしたが、日帰りではもったいないです。
今晩は水がたっぷりあり、存分に夜ご飯を楽しみ、安眠できました。

本日の装備(初夏のアルプステント泊ベースキャンプ方式) 
気温は15度前後、ガスが出ているせいかやや肌寒い
①ウエアー
インナーは(アイスブレーカー)メリノウール半袖 (マムート)長袖ジップシャツ
ボトムスは(ミロ)トレッキングパンツ

②ギア
登山靴は(スポルティバ)ハイカットシューズ、
ザックは大型が(オスプレー)65㍑、小型が(カンプ)30㍑、

フォトギャラリー

本日の長衛小屋テントサイト

本日の南アルプス林道バス

テントサイトまでの服装

仙水峠へは沢沿いに

最後はゴーロ帯

仙水峠・・・残念ながらガスが立ち込めます

駒津峰への登り

駒津峰から前方は甲斐駒ケ岳

ヤセ尾根から見る鋸岳方面

六方石

分岐は直登コースへ

花崗岩が美しい

甲斐駒ケ岳

巻道で下ります

摩利支天にも立ち寄りました

ようやく見れました甲斐駒ケ岳

双児山

樹林帯をひたすら下ります

最終バスが行った後の北沢峠

本日の花

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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