佐幌岳で耐熱中症登山
- 投稿者
-
斉藤 裕一
サッポロファクトリー店
- 日程
- 2023年08月09日 (水)~2023年08月09日 (水)
- メンバー
- 斉藤
他 1名
- 天候
- 曇り時々晴れ
- コースタイム
- 登山口 → 桜 山 1:40
桜 山 → 佐幌岳 1:00
佐幌岳 → 桜 山 0:55
桜 山 → 登山口 1:25
※タイムは一般的なコースタイムの為、
実際にかかった時間とは異なります。
- コース状況
- 総距離 10.0km
獲得標高 777m
ほとんどが稜線歩きで危険箇所は少ないが、
30℃を超える危険な暑さと湿度。
途中、エゾイラクサが登山道の両脇から出ているので、
素足や薄手のタイツの場合、注意が必要。
- 難易度
感想コメント
蝦夷梅雨で天気が安定しない中、
なんとか天気の持ちそうな山を探し、
佐幌岳に登って来ました。
天気は曇りですが、気温は30℃超えの猛暑。
さらに雲合の間から刺すような日差しが!!
風がなく湿度も高いので、
体感としてはミストサウナのようなイメージです。
佐幌岳は日高山脈の最北端に位置する、
標高1060mの山です。
山頂から西側にはサホロリゾートスキー場があり、
以前、スキー場側からは登った事があったのですが、
今回は狩勝峠の道の駅から登り、桜山経由での山行。
日高山脈とは言え、
私も含めて皆さんがイメージする日高の山のとは違い、
比較的登り易い山です。
登山口から少し階段を登ると、
そこからはひたすら稜線歩きです。
山頂方向には雲がかかっているのですが、
歩いてる場所は日当たりがよく、風がない為、
汗が吹き出し、体力を消耗します。
さらにコース上には、触れるとトゲが刺さり、
激痛が走る『エゾイラクサ』が群生している箇所があり、
短パンに薄手のタイツスタイルの私の足元を攻撃してきます。
そんなこんなで桜山に着いた時には、
「ここで折り返すか?」と言う発言が出る程でした…
その後、少し下って最後の登りを登り切った辺りで、
山頂にかかっていた雲が急に取れてきました。
もはや、『よくある事』と言った感じです☆
山頂で雲海を眺めながら休憩していると、
雲がどんどん晴れて行き、
気付けば、直下のサホロリゾート、
十勝平野、日高山脈がしっかり見えるようになりました。
下山を始めてすぐに、
また雲がかかり見えなくなったのは言うまでもありません。
結果的に最高の山頂を感じる事が出来ましたが、
熱中症手前の危険な疲労状態になる時間帯もありました。
正直、最近の気温からここまで上がると
想定していなかった私のミスですね。
いい教訓になりました。
~お立ち寄りスポット~
ベア・マウンテン 入場料3300円(ベア・ウォッチングバスコース)
くったり温泉レイクイン 入浴料600円
夢あとむ コラボ丼1680円(ミニ牛トロ丼&ミニ牛玉ステーキ丼)
ウェア類…
インナー(ファイントラック:ドライレイヤークール)
Tシャツ(化繊)
アームカバー(N・rit:チューブナイン・クーレット)
スポーツタイツ(薄手)
ハーフパンツ(水陸両用系)
ソックス(ダーンタフ:ブーツフルクッション)
その他の装備…
シューズ(サロモン:Xウォードレザー)
※一般的にはハイカットの登山靴がオススメ
バックパック(グレゴリー:ズール40)
ナルゲンボトル(500mℓ)
プラティパスソフトボトル(2.0ℓ)
熊鈴(熊に金棒)
熊スプレー(カウンターアソールト)
防虫剤(森林香:蚊・マダニよけスプレー)
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。