四段紅葉　錦繍の衣纏う　　下の廊下　　　（富山県）

下ノ廊下（しものろうか）


黒部峡谷中心部にある黒部ダムより　仙人ダムまでの区間になり
黒部川沿いに沿って狭い崖沿いの道「旧日電歩道」の約１７kmが続きます、
仙人ダムから先は欅平までが同じく黒部川沿いに沿って「水平道」として約13kmの水平道が続きます。水平歩道ですが、崖っぷちを歩くので
「黒部に怪我なし」ミスをすると怪我ではおわりません。
9月中旬〜10月にかけて整備が行われたのちに登山道が開通しますが、残雪の量によっては開通しない年もあります。昨年も企画があったのですが休みと開通が合わず
小川山に変更になりました。念願の「下の廊下」になります。

一日目は阿曽原温泉までです。露天風呂も楽しみです。
朝から扇沢にてモルゲンでした。感動が止まりません。放射冷却で非常に美しい景色が期待できます。

黒部川に一旦下ります。こちらからも素晴らしい立山連邦です。
素晴らしい紅葉が待っていてくれました。
目の前に#黒部の魔神　#大タテガビン南東壁が聳えたちます。
川面がオレンジに輝き、輝く紅葉に皆感動で一杯になります。今回は写真女子軍団でもあり、写真ポイントでは写真を撮りながら進みます。「なんだこりゃ」の連続の素晴らしい景色に圧巻です。今年は紅葉が遅く、予定の１７日でなく月末でよかったなと思います。
心配していた凍結もなかったです。昨年は非常に雪渓が残っていたので都市により状況かわるので装備としては持っていくべきですね。（チェーンスパイクは持ってきておりました）

崩壊の高巻きポイントもクライミングチームは楽々こなします。
番線を持ちつつ進みます。

十字峽にて一旦川に下ります。朝扇沢でお会いした山岳ガイドさんのチームとほぼ同じペース、下るルートを教えて頂きました。ありがとうございます。

断崖を歩き、吊り橋を渡ります。
こちらも写真ポイントです。

トンネルを通ると仙人ダムになり、エメラルドに輝く川面と紅葉はシャッターが止まりません。
ダムの中に入りほぼ水平道を歩き人見平宿舎からが急登り。
こちらが一番しんどかったかもですね。
下ると阿曽原温泉が見えてきます。

土日明けだったので、テント場は空いておりました。
丁度女性の時間で皆お風呂に走りました。
まだ明るかったので、紅葉を愛でながらのお風呂になりました。

男女入れ替え制です。一時間程あります。

今回は3人大きなテント、後の二人は枚テントでしたが
テントに集まって「ハロウインイベント」致しました。
流石の女子力です。隊長まで女子になった気持ちになったそうです。