乳岩一周と三ツ瀬明神山

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投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2023年12月01日 (金)~2023年12月01日 (金)
メンバー
イオンモール各務原店 本田康之
他1名
天候
快晴
コースタイム
小滝橋駐車場(25分)乳岩峡入口(15分)乳岩分岐(乳岩一周60分)乳岩分岐(42分
鬼岩(14分)鬼岩乗越(30分)6合目(25分)馬の背(10分)三ツ瀬明神山(6分)栃ノ木沢鬼岩乗越分岐(41分)栃の木沢コース分岐(19分)鬼岩乗越(52分)乳岩峡入口(25分)小滝橋駐車場
コース状況
アプローチ
・国道151号名号から県道424号で鳳来湖方面へ進みます
 (2023年より乳岩峡の道路には車が入れないので、小滝橋駐車場に駐車する)
・公共交通機関はJR三河川合駅が最寄り駅

①小滝橋駐車場は約20台駐車可能、観光客もここに駐車するので、満車の可能性あり
②乳岩峡の入口にトイレがあります
③乳岩へは入仙橋を渡った後にある分岐で左に進む。入口から一周20分とありますが、写真などを撮っていると1時間くらい想定した方がよいかもしれません。
④イラストでは時計周りになっています。急な鉄階段のことを考えると逆回りは避けるべきです。
⑤見どころ順は通天洞→通天橋→鍾乳洞になります
⑥乳岩分岐から鬼岩乗越は沢沿いで途中、鬼岩やハイカラ岩などクライミングの大岩壁があります。
⑦鬼岩乗越から先、尾根歩きになり、シャクナゲが生える細い尾根が続いた後、胸突八丁の長い急登が待っています
⑧胸突八丁ノ頭から明神山の展望があります
⑨6合目で三ツ瀬コースが分岐します
➉その先しばらくで鎖場、馬の背歩き、梯子場、鎖場と山頂まで悪場は続きます
⑪山頂には展望台があり、遠くは南アルプスが望めます
⑫鬼岩乗越へ戻る周回コースは西峰へ行くコースを進み、鞍部の分岐で栃の木沢コースを取り、ひたすら樹林帯の道を急下降、途中中道ロングコースの分岐を経て、ひたすら下っていきます。
⑬栃の木沢コースとの分岐まで来るとトラバース気味に鬼岩乗越まで続きます
⑭立ち寄り湯は名号温泉うめの湯が700円(10:00~20:00 木曜休)
難易度
Google Map
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感想コメント

三ツ瀬明神山(みつせみょうじんやま・1016m)は近くの平山明神山と区別して地名をいれていますが、こちらは設楽山地の主峰。南側・乳岩峡の乳岩は標高約670mの岩山で、国指定の天然記念物になっていますが、乳岩登山道の途中には「鬼岩」という岩場があり、クライマーが多く集まります。この乳岩峡から登ると鎖・梯子の連続で愛知県の山として間違いなく最も難易度が高い山になります。
この山は今回で4回目になりますが、乳岩や通天門には行ったことがなかったので今日は寄り道することにします。天然記念物なだけにここだけ周遊する人もいますが、今日はひっそりしています。さすがに12月で陽があたらない早朝はかなり寒く、思わずジャケットを着て歩きます。乳岩の入口には1周20分と書かれた案内図があり、時計回りの一歩通行のようです。すぐさま通天洞の長い鉄階段が出てきます。この階段が結構な角度でしかも上から岩の中へ入っていく感じでなかなか楽しく、いきなりハイライトを迎えます。岩の間に見える青空を撮ったりと時間を使うことでしょう。その次の通天門は橋のような岩の下を進みますが、ここのアングルは樹木に遮られ、あーでもないこーでもないとここでも時間が使います。ここから下りになり、最後に鍾乳洞へ進み、お地蔵さんにお参りして帰ります。結局ここでは1時間弱を費やすことになり、今日のメインは終わったような感じがしてきます。
明神山への登山道に戻ると、今度は巨岩の鬼岩やルーフのハイカラ岩を通ります。まだクライマーはいないようですが、よく見るとランナーがいっぱいかかっています。ここを越えるとようやく普通の登山道という感じでグネグネ登っていくと、鬼岩乗越へ到着。
鬼岩乗越からはこの岩の険しさを象徴するシャクナゲの細い道を経て、ようやく6合目。先に乳岩を周回したこともあり、長く感じます。この先、胸突八丁は名前の通り、長い登り坂で一気に標高を上げていきます。鎖場、梯子場を越え、馬の背まで来ると、正面に明神山がようやく見えてきます。今日は快晴の南アルプス南部をしっかりを見ながら、ヤセ尾根を通過していくと見覚えのある展望台でようやく山頂です。
山頂からは鎖場などが面倒なので同じコースではなく栃ノ木沢側を行く周遊コースで帰ることにします。コルから栃の木沢出合まで下るのでかなりの下降で一気に標高を下げますが、道ははっきりしていました。これだけ下がれば鬼岩乗越まで登り返すのがしんどそうな感じでしたが、実は楽でした。これは鎖場を下るよりずいぶんましな感じなので、下りにはよいかもしれませんね。帰りはハイカラ岩でクライマーが登っていましたので少し見学して帰りました。前半で乳岩、後半で山頂までの長い行程とお腹一杯になるルートでしたが、やはり奥三河の山は低山でもなかなか大変です。

 
①ウエアー(秋の低山)
日が当たらず、気温10度と肌寒い
インナーは(アイスブレーカー)半袖Tシャツ (マムート)長袖ジップシャツ
ボトムスは(ミロ)3シーズンパンツ
出発時はかなり寒く、ジャケット着用

②ギア
登山靴は(サレワ)ミッドカットシューズ、ザックは(カンプ)30㍑、

フォトギャラリー

通天門から三ツ瀬明神山

乳岩峡の清流

乳岩

通天洞

通天門と鍾乳洞

渡渉点

鬼岩

ハイカラ岩

鬼岩乗越

シャクナゲの細い尾根

胸突八丁の急坂

胸突八丁から三ツ瀬明神西峰

鎖場の始まり

馬の背

本日の服装

鳳来湖と宇連山

馬の背岩を振り返る

三ツ瀬明神山

分岐

栃の木沢出合

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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