アイゼンラッセルで行く日帰り唐松岳

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投稿者
本田 
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2024年03月11日 (月)~2024年03月11日 (月)
メンバー
イオンモール各務原店 本田
他1名
天候
晴れ
コースタイム
ゴンドラアダム八方駅8:00⇒ゴンドラアダム兎平駅8:08
アルペンクワッド兎平駅8:30⇒アルペンクワッド黒菱平駅8:37
グラートクワット黒菱平駅8:40⇒グラートクワット八方池山荘駅8:45
八方池山荘(43分)八方池ケルン(65分)丸山ケルン(60分)唐松岳頂上山荘上(22分)唐松岳(21分)唐松岳頂上山荘上(26分)丸山ケルン(36分)八方池ケルン(27分)八方池山荘
グラートクワット八方池山荘駅⇒ゴンドラアダム八方駅
コース状況
アプローチ
・公共交通機関はJR白馬駅からシャトルバスが名木山ゲレンデまであります
・車利用は国道148号白馬駅前から県道322号で八方尾根スキー場方面へ

①ゴンドラ前のPBやPCが最短で1日1000円、第三駐車場は無料
②八方池山荘まではアルペンラインを利用するがゴンドラ始発は8時、アルペンクワッドの始発は8:30となります。チケットは7時30分から発売で登山計画書の確認があります
③ゴンドラ八方駅にトイレがあります。八方池山荘は有料。
④丸山まで広い尾根を進みますが、ケルンが一つの目印になります。風が強いとトレースは消えますが、登る人が多いのでトレースらしき跡がわかります
⑤八方池は埋まって、跡形もなくなり、単なる平原となっています
⑥丸山手前の登りが急で、ここが一番、雪が深くなります
⑦丸山からは徐々に尾根が細くなり、滑落防止の棒がでてくると、もうひと踏ん張り
最後に主稜線に出る箇所がトラバースしながら登る
⑧頂上小屋から山頂までも尾根は広く、右側の雪庇に注意
⑨グラートクワットの最終が15:20です
➉立ち寄り湯は八方温泉郷の湯が700円(無休:14:00~20:00)など
難易度
Google Map
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感想コメント

唐松岳(からまつだけ・2696m)は北アルプス後立山連峰の中間に位置し、日本三百名山の一つ。北東側の唐松沢には剱岳・立山・鹿島槍ヶ岳と並び、日本では数少ない氷河の現存する山です。
八方アルペンラインを使って、1850mの八方池山荘まで一気に上がれる八方尾根コースは年中、手軽に北アルプスの主稜線に立てる山として、また冬季はバックカントリーエリアとしても人気が高い。
八方尾根に来るのは夏も含めて、久しぶりです。白馬の街も色々、できているものの、スキー場辺りはあまり変わらないような感じです。
ここ1・2週間で降雪があり、2月より雪が多くなる変な今シーズンですが、ようやく晴れ間をつかまえることができ、まんを持して唐松岳往復が実現しました。3月前半の雪質は積雪期ですが、天候は残雪期のような今くらいの方がかえって歩きやすいです。
ゴンドラ始発は8:00、八方池山荘には8:45以降に到着、上のリフト最終の15:20までには戻ってくる必要がありますので、とにかく早めにゴンドラを乗らないといけません。
今日は平日で混んではいませんが、7時にリフト券売り場で並んだ上で2番手でゴンドラに乗る事が出来ました。
八方池山荘に着くと、快晴でこれから進む八方尾根末端がはっきり見え、トレースもありそうです。今の段階ではノーアイゼンで行けますが、アイゼンを装着して出発

①八方池山荘⇒八方池  
とにかく広い尾根で順々に出てくるケルンをいたどります。
雪が締まっているものの、たまにハマる程度。風が強い為、トレースが消えている箇所もあり。遊歩道の階段が見え隠れしているところもあり、雪が薄い。八方池はもちろん跡かたなく埋まっています

②八方池⇒丸山
風が強く、膝まで埋まる箇所が多くなる。下ノ樺が最初の休憩地になりそうな台地で、この先が傾斜が強くなり、ますますはまって苦労する。また風も強く、吹き荒れる。山荘に宿泊した方で強風の為、この辺りで引き返した人もいました。
上の樺からは傾斜が緩くなり、尾根らしくなりますが、風もさらに強くなってきました。
丸山に出る手前の登りは強風でトレースが消されていることが多い

③丸山⇒唐松岳頂上山荘
丸山ケルンの周りは雪がなく、土がみえていました。相変わらず強風で目が痛い。 
尾根がだんだん狭くなってきますが、問題はない。丸山ケルンの先のピークで急に風がないピークがあり、絶好の休憩場所。ここから先、尾根が細くなっていきます。 
唐松岳頂上山荘の台地に出る手前がやや急で10m程度のトラバースあり

④唐松岳頂上山荘⇒唐松岳
ここも広い尾根ですが、右側に大きな雪庇ができます。危険個所なしで意外と近いです。
主稜線なので風は再び、強くなりました  

⑤下山
登りのトレースがしっかりと刻まれています。結構、下りは早く帰ります。ガスが出ているときは下樺尾根などに行かないように


本日服装
①ウエアー(冬のアルプス)
気温-10度、風が強い
インナーは(アイスブレーカー)半袖Tシャツ (ゴアテックス社)長袖シャツ
アウターは(マウンテンハードウェアー)オーバージャケット
ボトムスは(ミロ)3シーズンパンツに(ノースフェイス)マウンテンパンツ


②ギア
登山靴は(スカルパ)ベガ
ザックは(カンプ)30㍑、(シャルレ)12本爪(DMM)ピッケル 
(エキスパート)ワカン




    

フォトギャラリー

唐松岳

八方池山荘

五竜・鹿島

なだらかな八方尾根

白馬の街をバックに

埋まる八方池と白馬三山

下の樺

この登りが結構しんどいです

丸山

風でトレースは埋まっています

この辺りは風がないです

不帰

もう少しです

最後の登りです

唐松岳山頂小屋から立山連峰

本日の服装

唐松岳から白馬方面と五竜方面

唐松岳山頂小屋へ戻ります

シュカブラ

だいぶ下ってきました

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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