八右衛門沢~霞沢岳
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年08月07日 (木)~2014年08月08日 (金)
- メンバー
- 天候
- コースタイム
- 1日目 八右衛門橋(40)林道終点(360分)八右衛門沢途中 幕営
2日目 (150分)K1とK2の中間辺り稜線(30)霞沢岳(180分)徳本峠(70分)明神(45分)上高地
- コース状況
- 林道終点から堰堤を2.3乗越えて進みます。そこから上流を見上げると、急峻な沢が直線的に、稜線近くまで繋がっています。その中に巨岩を積み重ねた涸滝がたくさんあります。直登できないところは、主に左岸の藪をこいで、高巻きします。激しい雷雨になった為、水のない川は、あっという間に濁流になったので、一旦左岸の樹林に逃げ込み、小休止。その後、高巻きを続け、稜線近くなると、沢はガラガラ、グスグスになって登りにくい。その斜面を避けて、ハイマツの樹林帯に突入。ハイマツのトンネルを藪こぎして、稜線を目指し、やっとたどり着く。稜線から霞沢岳山頂までは、ホワイトアウトで何も見えませんでしたが、高山植物が沢山咲いていました。新道で徳本峠まで、小さなアップダウンが多く急峻、また雨で滑りやすい。中には断崖に道が崩れ落ちてしまっているところもあり、登山道としてはこなれていない感じでした。
- 難易度
感想コメント
以前は、帝国ホテルの近く八右衛門沢をつめるバリエーションルートしかありませんでしたが、30年程前に、徳本峠から、霞沢岳に至る新道が拓かれて、一般の登山者が訪れることができるようになりました。
沢途中の眼下には、帝国ホテルが見え、西穂高岳と、笠ヶ岳が見えました。稜線までの道のりは予想以上に、険しく、悪天候の中でしたが、藪を豪快に漕いで漕ぐいで、楽しかったです。
フォトギャラリー
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